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動画とまとめ ⑫使徒の働き 10章「異邦人への聖霊降臨 百人隊長の信仰」

 
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2016年9月に、十勝鹿追町オープンした小さな教会です。,Voluntarily(自発的に),Open(開放的に),Logically(論理的に),聖書を学んでいます。史上類をみない大ベストセラー、聖書について、一緒に学んでみませんか? 執筆者は、牧師:三浦亮平です。

1. 百人隊長コルネリオ   使徒10:1~8

ヘロデ大王が建設した港湾都市であり、ローマの総督府であったカイザリア。ここに駐留していたローマ軍の百人隊長コルネリオは、唯一の神を恐れる、ユダヤ教への求道者でした。

彼に天使が現れ、南方の港街ヨッパに滞在中のペテロを招くよう命じます。

2. 天からの幻 使者の訪問  使徒10:9~23

翌日の正午頃、ペテロは不思議な幻を見ます。律法で穢れとされ、食用を禁じられていた生き物が、敷布に入れられて降りてきたのです。

屠って食べなさいという主の促しにためらうペテロ。食物規定を厳守していたユダヤ人には、にわかには受け入れがたいことでした。

三度のやりとりの直後、幻の意味を思案していたペテロのもとに、コルネリオの使者が到着したのでした。

3. コルネリオを訪れるペテロ  使徒10:24~33

翌日、ペテロの一行がカイザリアに到着すると、コルネリオは、親族や友人たちと共に待ち構えていました。

ひれ伏すコルネリオに、ペテロは崇めるべきは主だとさとし、幻を通して与えられた主の意志を伝えます。異邦人を穢れた者と言ってはならないと。

事の次第をペテロに告げるコルネリオは、主への期待感に満ちていたでしょう。彼らは、神の御前で祈りつつ、ペテロの到着を待っていたのです。

4. 異邦人に降る聖霊  使徒10:34~48

ペテロが、のコルネリオたちに語ったのは、ペンテコステにエルサレムで語ったのと同様の福音でした。

すると、御言葉に耳を傾けていたコルネリオたち、異邦人の上に聖霊が降ったのです。彼らの口から出た異言が、聖霊降臨の確かな証拠・しるしでした。

福音を信じる信仰によって救われ、新生した彼らに、ペテロはすぐさまバプテスマを授けました。

5. 教会の新たな派遣の時

ペテロが福音を語り、それを聴いたコルネリオたちが信仰によって応答し、聖霊が降った、この時から異邦人伝道が始まりました。私たちも、この枝の末端に連なるものです。

霊的覚醒は、宣言された福音に人々が応答し、聖霊が降るときに起きます。

十字架以前は、モーセの律法が垣根となり、イスラエルを他と区別することで、その信仰を守り育みました。

しかし、十字架の贖いがなされ、聖霊が降り、弟子たちは、いよいよ、異邦人のただ中に派遣されようとしています。

これを開拓間もない教会へ適用させるなら、何を受け取ることができるでしょうか。

まず聖書を学び、信仰を育むことが大切な時があります。異なった教えから教会を守り、礎を築く時です。

そして、やがて本格的な派遣の時が来ます。その時には、異なる立場の人々のただ中へ、恐れず、踏み出して行くことが求められます.

大切なのは、常に主の御顔を仰ぎつつ歩むということ。主が導き、救われるべき、打ち砕かれた魂と出会わせてくださいます。

ただ主に信頼して。

【十字架以前】…律法が垣根となっていた。

【十字架以後】…律法という垣根が取り払われ、ユダヤ人と異邦人からなる教会が誕生した。

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