動画&まとめ ㉔使徒の働き22章 「私たちの主を証ししよう」 パウロの回心の証しと弁明から
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1. パウロの証し 迫害者からの回心
逮捕されたパウロは、ローマ軍の許可を得て、自身の証しを語り始めます。
熱心な律法主義者でキリスト者迫害の急先鋒だったパウロは、ダマスコ途上で主イエスと出会い、回心すると、すぐに福音を語り始めたのでした。
パウロは、悔やんで自分を責め続けたりはしていません。すぐに主イエスに向き直りました。悔い改めとは、生き方の方向転換なのだと教えられます。
2. パウロの証し 異邦人への宣教者
3年後、パウロは、エルサレムに上った時、主から「行きなさい」と語りかけられ、異邦人伝道の使命を帯びました。
キリスト者を迫害したパウロには、自ら蒔いた種の刈り取りとしての苦難が待ち受けている一方、それ以上の恵みが、重大な働きとして約束されたのでした。
3. パウロと千人隊長
パウロの証しを聞いて怒り狂う人々。彼らは、異邦人もユダヤ人同様、救われるというのが我慢ならなかったのです。
ローマ軍に身柄を確保され、取り調べを受けるパウロは、自分が生まれながら、ローマ市民権を持っていると告げます。
ローマ市民には、特段の権利が法で与えられていました。この後、事態は意外な方向へと進展していきます。
4. 主との出会いを証ししよう
パウロに与えられた三つの祝福は、①神の御心を啓示する器とされ、②復活のイエスと出会い、③復活のイエスの声を直接聞いたことです。
パウロに与えられた使命とは、隠されていた「奥義」を啓示され、それを伝えることです。それ以前には隠されていた「奥義」とは、ユダヤ人も異邦人も共に、来たるべき天の御国の共同相続人とされるということです。(エペ3:6)
主イエスが、王の王として地上に再臨され、悪が一掃され、世界がエデンの園のような楽園に回復された。その後、真の信者は、復活の栄光の体を与えられます。そして、地上での信仰の働きに応じて土地が任されるのです。多くを任される者がいる一方、何もない者もいます。
ルカ19章のイエスのたとえでは、信者の報酬について教えられています。
王(主イエス)から預かった財産(福音、賜物)を運用し、増やした者に、働きに応じた土地が与えられる一方、主を畏れて何もしなかった者は、持っているまでも取り上げられてしまう…。
福音を信じた者は、すでに救われており、恵みは失われることはありません。一方で、地上での働きに応じて、神の国での報酬は異なってくるのです。
そして、主を拒んだ者は、御国に入れず、最終的に永遠の滅びに至ります。
福音を信じ、主に従い、御霊に委ね、与えられた働きを担っていく。それが信仰者に求められている働きなのです。
福音をまず言葉で伝える。さらに自分自身に与えられた主との出会いを語る。
自分自身の変化、成長によって証しをすることも大切です。あなた自身が成長していかなければ、説得力がありません。
家族への伝道が難しいのは、自分の弱さも欠けも知り尽くした相手だからです。しかし、身近な人ほど、あなたの小さな変化にも敏感に気付いてくれることでしょう。そこに希望があります。
主に委ねつつ、歩みましょう。主が成長させてくださいます。