動画&まとめ 2019アドベント 聖誕② 地上に輝く神の栄光 羊飼いたちへの天使の知らせ ルカ2:1~21
【メッセージアウトラインPDF】降臨②_羊飼いへの告知_印刷用_191208
1. メシアの誕生
ローマの初代皇帝アウグストの時代。徴税のための人口調査のため、ヨセフは身重のマリアを連れてベツレヘムへ帰郷します。
お上の命令に従う他ない小さな民を主は用いられ、処女マリアから、メシアは誕生したのでした。
2. 羊飼いへの告知
羊飼い出身の偉大な王ダビデの故郷ベツレヘム。メシアの出現が予言された町。
しかし、羊飼いたちは、この時代、蔑まれる存在でしかありませんでした。
そこに天使が現れ、主の栄光(シャカイナグローリー)が輝きます。実に500年ぶりに現れた主の臨在でした。
天使は、羊飼いたちに、メシアの誕生とその特異な姿を告げ、さらには、天の大軍勢が、主を賛美しました。
「いと高き所に、栄光が、神にあるように。地の上に、平和が、御心にかなう人々にあるように。ルカ2:14」
3. 幼子メシアへの礼拝
羊飼いたちは、即行動し、メシアを捜し当てます。主に従い、遣わされからこそ、見つける喜びを得たのでした。
メシアと出会った羊飼いたちは、主が告げたことを人々に伝えましたが、多くの人は、ただ驚くばかりでした。
見聞きした全部が天使の告知通りだったと喜び、賛美しながら帰って行った羊飼いたち。神の約束の確かさを味わうことから喜びが湧き出します。
8日目、律法の定め通り割礼が施され、イエス(主は救い)と名付けられました。アブラハム契約のしるしが割礼です。
この幼子こそ、アブラハムに示された、全民族を祝福するメシア・救い主でした。
4. 私たちの信じるべき方
イエスは、神の怒りからの救い主です。神であり、メシア(キリスト)です。
さらには、とこしえに世を治める王であり、私たちの祈りを父なる神にとりなされる祭司。再び地上に来られ、世界を回復してくださる方です。
この地方の飼い葉桶は石を削ったもので、方々にある洞窟は、家畜小屋や墓地に利用されていました。
幼子イエスを包んだ布は、死者を包むために墓地に保管されていたものでしょう。
遺体は、布で巻いて墓地に安置され、1年後に骨を拾い、石棺に治めました。
ヨセフは、近くの洞窟から持ってきたこの布で幼子イエスを蒔いたのでしょう。赤子の手が曲がらないように布で巻くのは、当時の慣習でした。
布で巻かれ、飼い葉桶に寝かされた幼子イエスの姿は、十字架の暗示です。
メシアは、私たちの罪を十字架の死によって贖うために、人として誕生されたのです。
「イエス・キリストは、私の罪のために十字架にかけられ、死んで葬られ、復活された」
この福音を信じ、イエスを人生の主として受け入れた人には、永遠に失われることのない救いが、無償の贈り物として与えられます。
それが、クリスマスの祝福です。