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動画&まとめ 復活祭2020 ルカ24:1~12 「史上最大のしるし」主イエスの十字架の死・葬り・復活

 
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2016年9月に、十勝鹿追町オープンした小さな教会です。,Voluntarily(自発的に),Open(開放的に),Logically(論理的に),聖書を学んでいます。史上類をみない大ベストセラー、聖書について、一緒に学んでみませんか? 執筆者は、牧師:三浦亮平です。


【メッセージアウトラインPDF】復活祭_200412

1. イースターって?

イースターという呼び名やウサギは、ゲルマン文化の影響。本当の起源は、イスラエルの出エジプトを祝う過越祭です。

パスハ(ロシア正教会)、パスカ(カトリック)という呼び方は、ヘブル語の「ペサハ(過越祭)」から来ているものです。

ユダヤ歴のニサン月の14日に過越祭を行い、その後7日間の除酵祭が続きます。

8日間を合わせて過越祭、もしくは除酵祭(種なしパンの祭)と呼んだりもします。

 

2. 出エジプトとメシアの生涯

アブラハムの子孫イスラエルは、エジプトでの400年の奴隷生活から、神によって解放され、民族として自立しました。

エジプトに下った最後の災いを、イスラエルが、犠牲の子羊によって過ぎ越した。それを記念するのが、過越祭です。

約束の地に王国を築いたイスラエルは、背教により神に裁かれ、バビロン捕囚以降、苦難の中に置かれ続けました。

 

数百年の空白を経て誕生したイスラエルのメシア、イエスは、2歳にして、ヘロデ大王に命を狙われ、一時期エジプトに逃れました。

聖書は、あの壮大な出エジプトの出来事そのものが、来たるべきメシアを示す影だったのだと記します。

イエスは、公生涯の初め、かつてイスラエルが海を渡り、ヨルダン川を渡ったように、ヨルダン川で洗礼を受けました。また嵐を鎮め、湖面を歩かれました。

イスラエルは天のパン、マナで養われましたが、イエスは、わずかなパンを増やして、群衆を満たされました。

 

そして、十字架を目前にした過越祭では、ご自身こそ人の罪をあがなう子羊だと、驚くべき宣言をされたのです。

主イエスは、十字架上で神の怒りの杯を受け、父と完全に断絶されました。天地を覆った暗闇がそれを現しています。

 

3. 史上最大のしるし ルカ24:1~12

その年、最初に収穫された大麦をささげる初穂の祭り。

その日と重なる三日目の日曜の朝、女たちは、空の墓を目撃します。

天使が、二つのことを告げました。

①主イエスは復活され、ここにはいない。②十字架につけられ、三日目に復活すると事前に予告された通りだと。

 

4. 生きておられる主を求めよう

イエスは、どこにおられるのか。

私たちの思い出の中でも、頭の中、胸の中でもありません。

主イエスは、大祭司として父なる神の右に座しておられます。

 

イエスの十字架は、不可抗力でも偶然の結果でもありません。

復活と合わせて、神が天地を造られる前から決めておられたことです。

 

今、すべての人が信じるべきは、三つの要素からなる福音です。

すなわち、主イエス・キリストは、私の罪のために十字架にかけられ、死んで葬られ、三日目に死を打ち破り、復活されたと。

 

今、人々のために、とりなし、祈っておられる主イエスは、世の終わりに、王の王として来られ、地上から悪を一掃し、世界を楽園に回復されます。

その素晴らしい世界に、イエスをキリストとして受け入れたすべての人は、復活の体を与えられて、永遠の平安を神と共に生きることなるのです。

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