十勝の鹿追町 聖書と人生のいろいろ

聖徒伝163 イザヤ10~11章 エッサイの根 メシア預言 230101

 
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2016年9月に、十勝鹿追町オープンした小さな教会です。,Voluntarily(自発的に),Open(開放的に),Logically(論理的に),聖書を学んでいます。史上類をみない大ベストセラー、聖書について、一緒に学んでみませんか? 執筆者は、牧師:三浦亮平です。


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1. アッシリアへの裁き  10章

神は、アッシリアを裁きの器として、砂嵐のように北王国に侵略させます。

一方でアッシリア王は、傲慢にもイスラエルの唯一の神を侮り、裁きを招き、アッシリア捕囚の百年後に滅びます。

イスラエルが真実の帰還を果たすのは、大患難時代の裁きを経た後です。

南王国も、アッシリアの猛攻を受けますが、かろうじて侵略を免れます。

 

2. エッサイの根・千年王国  11章

「エッサイの根株から新芽が生え」とは、ダビデの子孫に誕生するメシアのこと。

メシアは神の霊である聖霊と完全に一体となって働かれます。

メシアは慈悲深く公正に信仰者を治め、不信仰者に厳しい裁きを下します。

メシアの王国では、猛獣も草を食べます。天地創造当初のエデンの園の状態が地上に回復されるのです。

そして主の知識が全地に満ちます。誰も主を知らないなどと言いません。

エッサイの根・メシアは、全民族を治める王となり、神の栄光を輝かせます。

 

大患難時代の裁きの後、世界中に散らされていた残れるイスラエルの民は、新生した都エルサレムへ集められます。

イスラエルもユダも完全に一つの民となり、敵を破り、諸民族を支配します。

エジプトの大河が干上がるとは、人間的な富や繁栄が完全に失われること。

残されたイスラエルの帰還のため、栄光の主が大路を備え、凱旋を導かれます。

 

3. 神の永遠の視点で今に向き合おう

今の時代を生かされている人間の最善は、福音を信じて永遠の神との平和を得ること。

最悪は、主を拒み通し、神の怒りを受け、永遠の滅びに至ることです。

 

世の終わりの裁きを経ずに、神の国は来ないように、戦いを避けては、私の平和を勝ち取ることもできません。

私の戦いはどこにあるでしょうか。

 

預言の対象は第一に、神の民イスラエルです。

主を信じない人に罪があるのは当然、問われるのは信仰者です。

クリスチャンはまず第一に、自分自身の罪を突きつけられます。

さらには、共に歩むクリスチャンの家族の罪、地域教会の兄弟姉妹の罪が問われます。

 

まさか、という、自分と他者の罪に直面する、避けがたい戦いがあります。

自分が、家族が、教会の兄弟姉妹が、それぞれに、突きつけられる自分の罪を向き合い、悔い改めつつ歩んでいる。

その限りにおいて、一つの家族、一つの地域教会が、保たれていきます。

罪と直面することを拒む人は、自ずと共に歩めなくなります。

そのような別れは、地域教会に避けがたくあります。

 

家族の平和も、教会の平和も、罪との戦いの結果、与えられていくものです。

神を知る真実の知識を手に、戦いのただ中に身を投じていきましょう。

主の前にひざまずき、へりくだる者にこそ、主は力を与えられます。

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