Q:前世について、聖書は、どう教えていますか? 君の名は、その名 1回きりの人生だから
目次
Q:キリスト教は、生まれ変わりって、教えてないんですか?
わたしの前世は、「○○だった」と聞いて、すごく納得したんですけど…。
1.あなたをあなたにしているものは?
あなたが、いつ、どこで、だれから、どのようにして生まれ、どんな環境で、どんな風に育ち、誰と出会ってきたか…。
そのすべてのことが、あなたという一人のかけがえのない個性を作り上げているのではないでしょうか?
時代、人種、環境、性別…。全く違う人が、あなたと同一人物だなんて、どうして言えるのでしょう?
紛れもなく、「前世の○○さん」は、あなたとは全くの別人、他人です。
あなたという人は、後にも先にもいない、唯一無二の存在です。
2.人々が前世に託したはかない希望!!
人がどんなに努力して、人格的な成長を遂げたとしても、神様が求める清さの基準には至りません。
いくら歳を重ねても変わらない、弱さや欠けがあることを、誰も否定できません。
それが分かっているからこそ、多くの人は、後世に望みを託すのではないかと思います。
一つの生涯では無理でも、なんども重ねていけば、少しずつでも人は変わり、いつか、完全な清さに達するときが来るのではないか。
そんなはかない希望が、前世や輪廻転生という考えに託されているように、わたしは思えてなりません。
しかし、「あなたは前世は○○だった」と言われた瞬間、あなたの心は過去にとらわれます。
その世界にのめり込むほどに、あなたは今を生きる力を奪われていくでしょう。
背後には、人を支配する闇の力があります。
聖書は、「口寄せ、霊媒」を、死に値する罪として堅く禁じています。
死者の霊は、創造主によってこの世とは完全に隔絶されており、死者との交流はすべて悪魔によるまやかしだからです。
3.真実の生まれ変わりをこそ!!!
たとえ、仮に転生があったとしても、何万回人生を繰り返したところで、人は神の清さの基準に達することはできません。
過去から現在に至るまで、人の残酷さも罪も、変わるどころかむしろ、悪化してく一方ではないでしょうか…。
人は自分の努力では、根源的な罪を克服できない。
それは、人類の歴史の初めから明らかにされていることだと、聖書は記しています。
真実に生まれ変わるたった一つの道が、神ご自身が差し伸べた救いを受け入れることです。
すなわち、イエス・キリストが、わたしの罪のために十字架にかかり、葬られ、復活されたと信じ、あなたの人生に受け入れること、それだけです。
Comment
キリストは30回転生した
テオドラという人がキリスト教から輪廻転生を削除させた
これ常識
輪廻転生は、旧約聖書にも新約聖書にも、全く、一言も記されていません。
霊媒や呪術師との交流は、律法において死に値する罪であり、その原則は新約聖書でも一貫しています。
聖書に復活ということは、記されていますが、復活するのは、同一の人格です。
輪廻転生の記載が元々あったのに削除されたと主張されるのならば、削除される前の聖書の原典を客観的な証拠として挙げる必要があります。
しかし、万単位で存在する聖書の写本の中に、そのようなものは一点も存在しません。
妄想を膨らませるだけなら、いくらでも好きなことが言えます。
原典研究は、厳密な科学でもあります。信じたいことを信じたいという、人間の好き勝手な常識は通用しません。