聖書の神って、他の神とどう違うの?
目次
Q:聖書に書かれた神様って、他の神様と違うものなんですか?
神は唯一と言われても、なんだかよく分かりません…。
1.聖書の神は、唯一の神、創造主です!
聖書の神は、唯一の創造主です。
創造主は、地球も宇宙も、あらゆる生物も、悪魔とか天使といった霊的な存在も含めて、すべてを造った方です。
あらゆる物事を突き詰めていくと、どこかで、それ以上さかのぼれない壁に突き当たります。
人間には越えようのない壁の向こうに、創造主は存在します。
創造主は、一切を超越し、完全に独立した存在です。
2.造った方か、造られたものか!!
創造主が造られたものを被造物と言います。創造主と被造物の間には、越えようのない一線があります。
例えば、漫画のキャラクターは、漫画家にもの申すことはできません。
漫画のキャラクターと違って、神様が造った人間には、本当の命があり、自由意志があり、神に逆らうこともできます。
漫画家のように、人間も、神様の創造のまねごとをしますが、すでにある物を利用しているだけです。神のように、無から有を創造することはできません。
創造主以外の神々を、聖書は、すべてひっくるめて「偶像」と呼びます。
「偶像」とは、人が造った神々、あるいは、神の被造物を人間が拝んでいるものです。
今の時代、拝む対象として人気なのは宇宙でしょうか?
しかし、宇宙がどんなに広大でも、あくまで被造物であって、唯一の創造主が造ったものなのです。
3.時間や空間をも超越した創造主!!!
聖書は、神が世界を六日間で創造したと記します。聖書最大の奇跡は、十字架で完全に死んだイエスが、復活したことです。
この世の法則を超越した、ありえない出来事が、奇跡です。
奇跡を起こしうる存在があるとしたら、それは、世界を創造した唯一の神だけである。
それが聖書の結論であり、聖書を理解する重要な土台なのです。
聖書の一番最初、創世記1章1節。この言葉を信頼できたとき、聖書全体が、生々しいほどにリアルなものとして身に迫ってくるのを感じることができるでしょう。
創 1:1 「初めに、神が天と地を創造した。」