十勝の鹿追町 聖書と人生のいろいろ

Q:悔い改めないと、救われないのですか?

 
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2016年9月に、十勝鹿追町オープンした小さな教会です。,Voluntarily(自発的に),Open(開放的に),Logically(論理的に),聖書を学んでいます。史上類をみない大ベストセラー、聖書について、一緒に学んでみませんか? 執筆者は、牧師:三浦亮平です。

Q:福音の三要素を信じたのですが、悔い改めましたかと聞かれました。
まだ十分ではないように言われるので、何が足りないのか戸惑っています。

1.罪の自覚は必要ですが…!

クリスチャンのある人々は、福音を信じるだけではダメで、それ以前に、悔い改めが必要だと言います。

どうも、心揺さぶられ、激しく涙を流すような、劇的な回心の体験を求められているようです。

自分が罪人であるということが分からなかったら、福音を信じることもできません。確かに罪の自覚は必要です。

でも、本当の意味での悔い改めは、信じて初めてできるようになることです。最初からそこまで求められたら、厳しいですよね…。

ある人は、刑務所の中で聖書を読んでいて、「わたしは悪者の死を喜ぶだろうか(エゼ18:23)」という言葉に、心揺さぶられて、信仰に導かれたそうです。

神様がそのように劇的に導かれることもありますが、誰もが体験できることではありません。

2.体験よりも、まず理解が大切!!

信じるために必要なのは、まず理解です。

「イエス・キリストは、私の罪のために十字架につけられ、死んで葬られ、三日目に復活した」と、福音の三要素を理解して信じることが求められます。

あぁ、本当に救われたんだ、という体験は、信じた後にやってきます。

体験を先に求めると苦しくなりますし、体験の仕方、内容は人それぞれ違います。じっくりと静かに、時間をかけて味わって行かれる方もいます。

3.成長には、時間が必要!!!

信じた後、それまで感じたことのない罪悪感に苛まれることがあるかもしれません。これまで気にもしなかった小さな罪に心を痛めることもあります。

罪の自覚は、むしろ信じた後に強まっていきます。成熟したクリスチャンほど、自分の罪を自覚しています。だから、謙遜にさせられていくのです。

救われるために必要なのは、福音の三要素を理解して、信じるだけ、です。

罪の自覚は、救いを受け取る前提として必要ですが、信じていない状態では、深い理解はできません。

劇的な悔い改めを救いの条件のように言ってしまうなら、それは、神様の完全な救いに余計なものを付け加えて、福音をねじ曲げていることになります。

福音の三要素を理解して、信じているなら、あなたは救われています。どうぞ安心してください。

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