Q:〇〇〇の〇〇〇は、キリストですか? ~偽キリストと世の終わり~
目次
Q:〇〇〇の〇〇〇という人は、キリストの生まれ変わりだと聞きました。それって、ほんとう、ですか…?
1.キリストは、再び来る!
わたしがキリストだ!! と自称する人は、世界中で何千人もいるそうです。
キリストが再び来られることは、イエス自身が言われたことであり、聖書にも様々な箇所に記されています。
何千人もの自称キリストの中に、はたして、本物のキリストはいるのでしょうか?
「わたしはすぐに来る。 黙示録3:11」
2.キリストは、こうしてやってくる!!
ユダヤ議会の裁判で、イエスは、旧約聖書のダニエル書7:13の預言を引用して、こう言われています。
「今からのち、人の子が、力ある方の右の座に着き、天の雲に乗って来るのを、あなたがたは見ることになります。 マタ25:64」
これはつまり、キリストは神として、栄光の姿でやって来るということです。
キリストは二度やってきます。
一度目(初臨・しょりん)は、ナザレのイエスという一人の人間として来られました。
「彼には、私たちが見とれるような姿もなく、輝きもなく、私たちが慕うような見ばえもない。イザ53:2」 とある通りです。
二度目(再臨・さいりん)には、キリストは、栄光の姿で来ます。復活後、栄光の姿で天に昇られたキリストは、その姿のまま 来られるのです。
「あなたがたを離れて天に上げられたこのイエスは、天に上って行かれるのをあなたがたが見たときと同じ有様で、またおいでになります。 使徒1:11」
イエスは、こうも言われています。
「人の子の来るのは、いなずまが東から出て、西にひらめくように、ちょうどそのように来るのです。 マタイ24:27」
再臨のキリストが、稲妻のように突如として現れ、世界中の人の前にその姿を現されます。こう描かれています。
「また、私は開かれた天を見た。見よ。白い馬がいる。
それに乗った方は、「忠実また真実」と呼ばれる方であり、義をもってさばきをし、戦いをされる。
その目は燃える炎であり、その頭には多くの王冠があって、ご自身のほかだれも知らない名が書かれていた。 黙示録19:11~12」
キリストの再臨の時は誰も知りません。
「ただし、その日、その時がいつであるかは、だれも知りません。
天の御使いたちも子も知りません。
ただ父だけが知っておられます。 マタイ24:36」
3.自称キリストは、すべて偽キリスト!!!
再臨のキリストは、神としての栄光の姿で、突如としてやってきます。その時は、誰も知りません。
ですから、キリストと自称している人間は、一つの例外もなく、全部まとめて偽物 です。
イエスは、世の終わりに、多くの偽キリストが現れると警告されています。
「惑わされないように気をつけなさい。
わたしの名を名のる者が大ぜい現れ、『私がそれだ』とか『時は近づいた』とか言います。
そんな人々のあとについて行ってはなりません。 ルカ21:8」