十勝の鹿追町 聖書と人生のいろいろ

聖徒伝132 南北の王 列王記Ⅱ14:1~22 歴代誌Ⅱ25章 アマツヤとヨアシュ

 
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2016年9月に、十勝鹿追町オープンした小さな教会です。,Voluntarily(自発的に),Open(開放的に),Logically(論理的に),聖書を学んでいます。史上類をみない大ベストセラー、聖書について、一緒に学んでみませんか? 執筆者は、牧師:三浦亮平です。


【資料はこちらからどうぞ➡】 132_王たち1_Ⅱ列14~15章_Ⅱ歴25章_混沌の北王国

 

1. 南9代目アマツヤ  1~5節

アマツヤは、父を討った者を殺しましたが、子どもたちは生かしました。

律法に従ったのです。

主に従った前半、アマツヤの治世は祝福されました。

 

2. エドムとの戦い 6~12節

エドムとの戦いに臨み、アマツヤは、北王国から十万人を大金で雇います。

預言者が、不信仰の北王国と共に戦うべきでないと警告し、アマツヤはそれを聞き入れました。

エドムとの戦いは圧倒的な勝利に終わりました。

 

3. アマツヤの罪 14~19節

怒って帰還した北王国の兵たちは、国境近くのユダの町々を襲っています。

アマツヤは、エドム人掃討から、偶像の神々を持ち帰り、拝みました。

預言者の警告も途中で妨げています。

アマツヤの治世の後半は、父ヨアシュ同様に不信仰の道を歩んだのでした。

 

4. 北のヨアシュとの戦い 20~24節

驕り高ぶったアマツヤは、北王国のヨアシュ王に果たし状を送りました。

この時、ヨアシュ王は、北王国から南王国に嫁いだアタルヤとその息子アハズヤが、北王国のエフーに殺された過去を、たとえで語っています。

不信仰の北王国の王に諭されたヨアシュは、聞き入れませんでした。主がアマツヤの心を頑なにされたのです。

戦いは北王国の圧勝でした。アマツヤは捕らえられ、エルサレムの都の城壁は崩されました。

エドムの偶像にささげた財宝もみな奪われました。

 

5. アマツヤの死 25~28節

北王国のヨアシュの死後、アマツヤは解放され、帰郷しました。

主の憐れみにも関わらず、再び主から離れたアマツヤは、謀反によって殺されました。

 

6. 偶像礼拝からの解放とは?

唯一の神以外のものを拝むことが、、偶像礼拝です。

真の神を礼拝しない人はみな、偶像を礼拝しています。

無神論者であっても、例外ではありません。

絶対の価値観などない、自分の感性、感覚が絶対。「自分を信じろ」と言う現代人は、自分自身を神としています。

絶対化した自分は、他者の絶対と衝突します。

結局は力ある者が支配する世界で、混沌は深まるばかりです。

 

クリスチャンの信仰が逸脱する背後にも、巧妙に自分が働いています。

「御心ならば」「祈っても平安がなかった」と言いつつ、自分の心や感情を優先してはいないでしょうか。

文化は自動的に身につきます。

クリスチャンホームでキリスト教文化に染まっても、信仰には別に、自分自身の選択と決断が求められます。

 

「わたしを愛するか」と問われる主に、信頼し応える。それが本当の信仰です。

どこまでも都合よく物事を解釈するのが私たち罪人の現実です。

何より、聖書を文脈で読み、主の御心を聴きとって行きましょう。

聞いて理解したなら、へりくだって実行するだけです。

主は常に、未知の領域へと次の歩みを促されます。

前もっての平安などなくて当然です。踏み出すなら、主がその足を確かに支えてくださいます。

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