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聖徒伝148 預言者13 イザヤ書7~9章 インマヌエルのメシア預言

 
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2016年9月に、十勝鹿追町オープンした小さな教会です。,Voluntarily(自発的に),Open(開放的に),Logically(論理的に),聖書を学んでいます。史上類をみない大ベストセラー、聖書について、一緒に学んでみませんか? 執筆者は、牧師:三浦亮平です。


【資料はこちらからどうぞ➡】 148_預言者13_イザヤ書7~9章_悪王の時代のメシア預言_220904

1. インマヌエルなるメシア 7章

アラムと北王国の侵略の危機に、イザヤはアハズ王に、ダビデの王家は絶対に絶たれないと告げました。

しるしを求めよという主の呼びかけを、しかし、アハズは拒みます。傲慢のゆえです。

ここで告げられたのが、処女からインマヌエルが産まれるという、メシア聖誕に関する重大な預言でした。

続く預言は、アッシリア捕囚により、この地が廃れることを告げています。

 

2. 襲いかかる略奪  8章

さらにアッシリアによる略奪の様子が告げられていきます。

アッシリアは、ユーフラテスの大河のように押し寄せて来るのです。

主の裁きを前に恐れるべきは神です。

主を恐れる者は、聖所に招き入れられ、拒む者は主につまずき、滅びに至ります。

道は二つに一つに分かれます。

イスラエルは、唯一の主に尋ね、主の律法に従うことが求められます。

神を呪う者は神に呪われ、神を拒む者は、神に拒まれてしまうのです。

 

3. メシア的王国  9章

真っ先にアッシリアに侵略され、異邦の民の地と呼ばれるようになるガリラヤ。

しかし、その地で、民は神の光、メシアを見ることになります。

 

メシアは、完全な神の性質を宿しつつ、一人の人として来られます。

最終的には、メシアが真実の永遠の王として神の王国を治めます。

イスラエルの不義に怒り、嫉むほどに愛される主の熱情が、メシアによる救いを成し遂げられるのです。

 

しかし、何度も主の懲らしめを受けながら悔い改めもないイスラエルは、この時代の裁きが確定していました。

周辺国に領土を削り取られてなお、偽預言者たちが偽りを告げている。そこに、神の怒りが下されるのです。

滅びの時は目の前に迫っていました。

 

4. 闇の中で共におられる主を覚えよう

文脈を無視して置かれているのがメシア預言。だからこそ嫌でも目立ちます。

暗闇の中に差し込む光のように。

 

重大なメシア誕生の預言は、最悪の王の時代に告げられました。

メシアは、暗闇が深まった時代に誕生され、世の終わりの暗闇の極みを経て、王の王として地上に降り立たれるのです。

暗闇の中の真の光。それがメシアです。

イスラエルと全世界の希望は、主が約束されたメシアにあります。

 

メシアは来られ、十字架の贖いと復活、福音の御業を成し遂げられました。

世の終わりがますます近づく、産みの苦しみの時代が今です。

疑いようなく、世界を覆う暗闇は、その深さを増していきます。

最悪の時代だからこそ、最善の助け手が私たちには与えられています。

福音を信じた者に聖霊が住まわれ、主イエスはいつも共におられるのです。

 

福音を告げ、聖書を解き明かしていきましょう。

世の断絶が深まる一方でも。それでも主が、救われるべき一つの魂と出会わせてくださいます。

希望は、私たちのメシア、主イエスにあります。

福音を告げる者として、信頼して遣わされて行きましょう。

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