十勝の鹿追町 聖書と人生のいろいろ

聖徒伝151 ヒゼキヤ2 列王記Ⅱ18~19章 エルサレムの包囲

 
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2016年9月に、十勝鹿追町オープンした小さな教会です。,Voluntarily(自発的に),Open(開放的に),Logically(論理的に),聖書を学んでいます。史上類をみない大ベストセラー、聖書について、一緒に学んでみませんか? 執筆者は、牧師:三浦亮平です。


【資料はこちらからどうぞ➡】 152_ヒゼキヤ3_列王記Ⅱ20章_ヒゼキヤの晩年_221002

 

1. ヒゼキヤ王の即位 18章1~12節

徹底して偶像を打ち砕いたヒゼキヤ。その中に、モーセが作った青銅の蛇がありました。

毒蛇で民が裁かれた時、これを仰ぎ見て救われるように主が指示されたものです。

こんなものまで偶像にしてしまうのが人間なのです。

主に忠実なヒゼキヤ王の下、ペリシテを討ち、勢力を盛り返した南王国。一方の北王国は、ついに滅亡します。

 

2. 包囲されたエルサレム 18章13~37節

アッシリアはユダの町々を攻め取り、ヒゼキヤは多額の賠償金を払いました。

アッシリアの攻撃は止まず、エルサレムは包囲され、滅亡寸前に陥ります。

アッシリア王の特使は、イスラエルの神を嘲り、完全降伏を求めました。

沈黙する他ないユダ。高官たちは、衣を引き裂いて嘆きました。

 

3. 信仰による戦い  19章

ヒゼキヤは、主の宮で祈りました。

預言者イザヤが告げた神の言葉は、アッシリア王が、ある噂を聞いて引き上げ、故国で殺されるということでした。

アッシリアの総攻撃が迫る中、ヒゼキヤは必死に主にとりなして祈ります。

最も強く訴えたのは、神の民イスラエルの存在目的。主だけが神であることを世に知らしめるということでした。

イスラエルが滅ぼされれば、神の栄誉が汚されてしまいます。

御心に適ったヒゼキヤの祈りに、主は応えられました。

 

アッシリアは、主を侮ったために、彼らの残虐行為を自ら味わい知らされることとなります。

一方のユダは、戦災で荒廃した力も食物が与えられ、3年目には平和が戻ってくる。神はそう約束されたのでした。

主は嫉むほど民を愛されているのです。

 

アブラハム、ダビデとの約束のゆえ、イスラエルも王の系譜も守られます。

主の使いによって、18万5千人のアッシリアの軍勢は打ち殺されました。

逃げ帰ったセンナケリブ王は、偶像の宮で息子たちに殺されました。

 

4. 信仰の戦いをヒゼキヤに学ぼう

ヒゼキヤは、主による解放を信頼し、とりなし祈りました。主をそしることはゆるされません。

神の栄光は必ず地上に現され、讃えられます。

アッシリアの敗退が、祈りの正しさを証明しています。

 

主は、イスラエルを嫉むほどに愛し、契約のゆえに、民と王の系譜を守り、メシアを誕生させ、計画を完遂されます。

神の約束がすべての土台です。すべて罪人である私たち人間は、福音を信じて救われます。

新生し、聖霊の証印が押され、永遠に神の所有とされているのです。

 

現実には、肉体にも精神にも、こびりついて残る罪の性質があります。

たとえ罪を犯してしまっても、悔い改めて立ち返るなら赦されます。

日々、主の御言葉を学び、日常に適用させていきましょう。

 

救いは一瞬、しかし、変化と成長には時間がかかります。

生きている内に信仰が完成することはありません。

小さなことでいいのです。現在進行形で証しできることが日々の中にあるでしょうか。

大切なのは、信じて救われた、主の道を歩み続けること。それだけです。

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