十勝の鹿追町 聖書と人生のいろいろ

聖徒伝150 ヒゼキヤ1 歴代誌Ⅱ29~31章 ヒゼキヤ王の宗教改革

 
この記事を書いている人 - WRITER -
2016年9月に、十勝鹿追町オープンした小さな教会です。,Voluntarily(自発的に),Open(開放的に),Logically(論理的に),聖書を学んでいます。史上類をみない大ベストセラー、聖書について、一緒に学んでみませんか? 執筆者は、牧師:三浦亮平です。


【資料はこちらからどうぞ➡】 150_南北の王6_歴代誌Ⅱ29~30章_ヒゼキヤ王の宗教改革_220918

 

1. ヒゼキヤ王の即位・神殿修復 29章

即位したヒゼキヤ王はまず、神殿の復元に着手します。

祭司とレビ人により、アハズ時代の偶像の祭壇は除去され、神殿と祭具がきよめられました。

すべて律法にのっとって行われました。

レビ人の奏楽隊が賛美し、王とすべての者は主の前に礼拝しました。

会衆は感謝をもって献げ物をし、多くのいけにえが祭壇で焼かれました。

すべては神の御手の内にありました。

2. 一ヶ月遅れの過越の祭り 30章

神殿と祭司のきよめが間に合いませんでしたが、ヒゼキヤは一ヶ月遅れの過越祭を行うように命じます。

全イスラエルに通達が出されたのは、南北分裂以後、初めてのことでした。

アブラハム、イサク、ヤコブの神、主に立ち返り、従うよう促されました。

しかし、北王国の多くの民はあざ笑うだけでした。

上ってきたのは、エルサレム一部の人々だけだったのです。

ユダでは民の心は一つとされました。

 

祭りは律法通りに進められました。

問題が起こったのは、北王国の者たちが、異なる方法でいけにえを食べてしまったことでした。

ヒゼキヤ王は、とりなし祈り、主が民を癒やされました。

本来7日間の除酵祭は、さらに7日を加えて祝われました。

和解の食卓を囲んだ民の中には、北王国から逃れてきた者たちもいました。

南北のすべての信仰者がエルサレムに集ったのです。

律法通り、祭りが行われ、祭司が正しくとりなしを行い、神の定めた方法によって、イスラエルの祈りは、天におられる神に届けられたのでした。

3. 民の献げ物と宗教改革  31章

全土で偶像の祭壇は徹底して破壊され、日々の礼拝も回復されました。

祭司とレビ人が主の律法に専念できるようにという命令に応え、民は山のような献げ物を携えて来ました。

三大例祭すべてに十分過ぎる献げ物が備えられました。

幕屋建設の時を思わせるような出来事が起こったのです。

ヒゼキヤは、律法と主の命令に従い、宗教改革を成し遂げたのでした。

4. 私たちのささげるべき神の礼拝とは

ヒゼキヤ王の宗教改革の本質は、神の定めた方法に従い、心からささげる真実の礼拝にありました。

今の教会時代には、主イエスの福音を信じ、聖霊に助けられ、御言葉により礼拝することが求められています。

それが、主イエスが、サマリアの女に告げられた、御霊と真理による礼拝です。

 

ヒゼキヤが戦ったのは、真実の礼拝を妨げる偶像礼拝でした。

現代の信仰者の戦いも同様に、偶像礼拝が相手です。

現代の最大の偶像は、人間の正義です。

人間の正義が絶対化されるとき、拒まれているのは、罪人の唯一の救いの道である、福音そのものです。

 

私たちの最大の戦いの方法、それは、御霊と真理による、真実の礼拝です。

ますます堅く福音に立ち、御言葉を解き明かし、力を得ていきましょう。

主イエスの福音を信じ、聖霊に助けられ、御言葉によって礼拝をささげ続けて行きましょう。命と力はそこにあります。

この記事を書いている人 - WRITER -
2016年9月に、十勝鹿追町オープンした小さな教会です。,Voluntarily(自発的に),Open(開放的に),Logically(論理的に),聖書を学んでいます。史上類をみない大ベストセラー、聖書について、一緒に学んでみませんか? 執筆者は、牧師:三浦亮平です。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

Copyright© 鹿追キリスト教会 , 2022 All Rights Reserved.