十勝の鹿追町 聖書と人生のいろいろ

クリスチャンは、お酒を飲んではいけないの?

2017/12/25
 
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2016年9月に、十勝鹿追町オープンした小さな教会です。,Voluntarily(自発的に),Open(開放的に),Logically(論理的に),聖書を学んでいます。史上類をみない大ベストセラー、聖書について、一緒に学んでみませんか? 執筆者は、牧師:三浦亮平です。

Q:ある牧師さんに、お酒を飲んではいけないと言われました。
クリスチャンは、お酒を飲むことを禁じられているんですか?

 

①イエス様は、ぶどう酒を飲まれました。

イエス様の最初の奇跡は、結婚式で水をぶどう酒に変えたことでした。

最後の晩餐(過越の食事)で飲まれたのもぶどう酒です。聖餐式において、ぶどう酒は、イエス様が十字架で流された、あがないの血を象徴するものです。

使徒パウロが、弟弟子のテモテに、健康のため、少量のぶどう酒を勧めている箇所もあります。

7ヶ月間雨の降らないイスラエルの地で、ぶどう酒は保存の利く、大切な飲み物でした。

イエス様が飲んだのは、ぶどうジュースだったと言う人がいますが、ブドウ液は絞って数日で発酵します。現在のように、発酵を止める技術は、当時はまだありませんでした。

②しかし、酩酊(めいてい)は、罪です。

聖書に最初に出てくる酔っ払いは、義人ノアです。彼は、裸で酔い潰れました。

お酒で失敗し、人生を狂わせた人が、聖書には、少なからず出て来ます。

罪とは、神から離れてしまうことです。酔ってお酒に支配されている状態は、罪であり、聖書が禁じていることです。

③飲んでも飲まれるな、が、原則的適応です。

ユダヤ人の信仰深い人々は、酔っ払わないように、少量のぶどう酒を分けて飲むなど、意識していると聞きます。

日本の教会では、聖餐式にぶどうジュースを用いているところが多いですが、体質的に飲めない人や、アルコール依存症の人への配慮は大切です。

飲酒で問題を抱えている人には、お酒は、元から絶つべき罪の根っこです。

周囲に配慮して、気の知れた人と適量のお酒をたしなむことは、問題ないと思います。どうぞ、恵みの主に感謝して、味わってください♪

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