Q:賜物(たまもの)なんて、自分にあるんでしょうか?
目次
Q:あなたの賜物を用いなさい、なんて言われてもピンときません。
そもそも、自分に特別な賜物なんて与えられているんでしょうか?
1.すべてのクリスチャンに賜物は与えられています!
信じた者の集まりである教会は、キリストの体です。イエスを主と信じたすべての人は、キリストの体の一部になっています。
体には、手には手、足には足の役割があります。人の体に無駄な部分は一つもありません。
なくてもいいと言われていた、盲腸や、尾てい骨にも、重要な役割があることが分かっています。
あなたにも必ず、何かの役割が与えられています。
賜物は、主を信じて受け入れた、すべての人に与えられている、神様からの贈り物です。
2.賜物を発見するためには、教会が必要です!!
細胞一個を取り出しても、何もできません。同じく、クリスチャンが一人でいても、賜物を見つけることは難しいでしょう。
人をもてなす賜物があっても、一人では発揮しようがないですよね…。
教会というキリストの体につながっていることが、賜物を発見し、発揮する前提条件です。
3.様々な役割がありますから、必ず見つかります!!!
体に、無駄な部分は一つもありません。
人がサルだった痕跡などと言われ、不要なもののように言われていた尾てい骨は、下半身の筋肉を束ねる要として非常に重要なことが分かっています。
尾てい骨は、ただ存在するということで、大きな役割を果たしているわけです。
我が家の息子の和実は、ダウン症です。知的には2~3歳程度と判定されますし、発語も不明瞭です。
しかし、大人と一緒に礼拝に参加して、メッセージ中も、なにやらずっと嬉しそうに書いています。彼の存在が、教会に集う人々に、励ましや慰めを与えています。
弱さや欠けも、神様が用いてくださるなら、賜物となります。
病気を煩ってきた体験が、同じ病気を抱える人の助けになったり、依存症で苦しんでいた人が、同じく依存症の人やその家族を励ます存在になったりします。
あなたが、キリストの体の一部である以上、絶対に何かの役割があり、必ず賜物が与えられています。
神様を信頼して、神様に聴きましょう。
神様は、どのようにあなたを用いられようとしているでしょうか。
おおいに期待してください♪
「 それぞれが賜物を受けているのですから、神のさまざまな恵みの良い管理者として、その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい。
語る人があれば、神のことばにふさわしく語り、奉仕する人があれば、神が豊かに備えてくださる力によって、それにふさわしく奉仕しなさい。それは、すべてのことにおいて、イエス・キリストを通して神があがめられるためです。栄光と支配が世々限りなくキリストにありますように。アーメン。」
新約聖書 ペテロの手紙Ⅰ 4:10~11