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聖徒伝159 ミカ6~7章 イスラエルの罪と罰と神の恵み

 
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2016年9月に、十勝鹿追町オープンした小さな教会です。,Voluntarily(自発的に),Open(開放的に),Logically(論理的に),聖書を学んでいます。史上類をみない大ベストセラー、聖書について、一緒に学んでみませんか? 執筆者は、牧師:三浦亮平です。


【資料はこちらからどうぞ➡】 159_ミカ3_ミカ6~7章_すべての罪を深みに投げ込め_221127

 

1. イスラエルの罪と裁き  3章

指導者たちの律法に背く不正、民への虐待と搾取。そのため神の栄光が去ります。

神の民にとっては最悪のことでした。

偽預言者たちは、神に辱められます。

ミカは主の力に満ちて、北王国、南王国、双方の罪を宣告しました。

暴虐と不正で国は根から腐敗し、主の警告は否定され、ねじ曲げられたのです。

都エルサレムを待つのは、徹底的な破壊と、長年に渡る荒廃です。

 

2. 大患難時代と神の国  4章

終わりの日、神の王国が建てられると、エルサレムが地上で最も高い所となり、世界中の民が、主の御言葉を求めて上ってきます。

世界に、神の完全な平和がもたらされます。

主の御名によって歩む者の道は、永遠に守られます。人であり神であるメシアが王となり、世界を治めます。

 

その直前の大患難時代は、イスラエルが民族的回心に至るための、産みの苦しみの時代です。

直近に迫ったバビロン捕囚すら予型に過ぎないのです。

究極のバビロンは、反キリストの都。世界中の軍隊がイスラエル殲滅のために集結するのが、メギドの丘のあるイズレエル平原です。

イスラエルの回心の後、再臨された主イエスは、諸国民を裁かれます。

 

3. 救いの約束  5章

世の終わりの最後の戦い(ハルマゲドン)。その勝利は約束されています。

しかし、イスラエルの直近に迫るのは、捕囚による敗北と滅びに他なりません。

 

暗闇の時代のイスラエルの希望が、ユダのベツレヘムに誕生するメシアです。

それは、ローマの圧政とヘロデの悪政の下での出来事でした。

しかし、イスラエルはメシアを拒み、ローマによるエルサレム陥落を招きました。

 

再臨の主イエスが王となる時まで、苦難は続きます。

大患難時代を生きのび、民族的回心に至った1/3のユダヤ人は、信仰により、主の恵みと力を与えられるのです。

大患難時代は、イスラエルのきよめです。大迫害と大敗北を喫し、徹底して偶像は取り除かれます。

 

4. 人に期待せず ただ主に希望を置こう

ミカの預言通り、メシアはダビデの子孫からベツレヘムで誕生されました。

大患難を生きのび、回心に至った残れるイスラエルの信仰は、人に望みを置かず、期待しないことにあります。

クリスチャンが落胆するのは、人に期待した信仰音未熟さの証明です。

信仰者に求められるのは、主の期待に応え、与えられた使命を尽くすこと。

主にささげた者は、最善のポジションで、主ご自身に用いられていきます。

 

数々の預言通り、メシアは誕生され、贖いの業を成し遂げられました。

王、主として来られ、世を裁き、神の国を建てられます。

全身全霊で主に期待する者の足を、主が支えられます。

手放すべきものを惜しまず手放し、主の約束だけを堅く握りしめましょう。

世の終わりが近づくほどに、一人一人がますます問われていくでしょう。

神に所有された者として献げましょう。

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