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聖徒伝14 アブラハム⑥ 過ちを越えた祝福 イサクの誕生 創世記20~21章

2020/08/27
 
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2016年9月に、十勝鹿追町オープンした小さな教会です。,Voluntarily(自発的に),Open(開放的に),Logically(論理的に),聖書を学んでいます。史上類をみない大ベストセラー、聖書について、一緒に学んでみませんか? 執筆者は、牧師:三浦亮平です。

【メッセージアウトライン:PDF】14_アブラハム⑥_イサクの誕生_191110

1. 繰り返される過ち 20:1~18

ネゲブへ南下したアブラハム。荒廃したソドムを見るに耐えられなかったのでしょうか。

その地で、アブラハムが妹と偽ったサラが、ゲラルのアビメレクに召し入れられてしまいます。

かつてのエジプトと同じ過ちが繰り返されたのです。

 

ここでも神が介入し、サラを守りました。

サラを解放するまでの期間、呪われたのは、アビメレクでした。アブラハム契約のゆえのことでした。

この時、アブラハムが故郷を出た時以来、同じ嘘をつき続けてきたことが明らかにされています。

信仰の成長とは、神に信頼しきれていなかった点に気づかされ、一つ一つ手放していくことだと教えられます。

 

2. イサクの誕生 21:1~8

主のご計画通り、約束の子イサクは誕生し、アブラハムは、主が命じた通りに命名し、割礼を施しました。

実に25年目にして、子孫が繁栄するという約束の最初の一歩が実現されたのです。

かつて神の言葉を信じられずに笑ったサラは、「笑い」という名のイサクを与えられ、皆と共に笑ったのでした。

 

3. ハガルとイシュマエル 21:9~21

ハガルの子イシュマエルは、イサクを笑いました。あざけったということです。

20歳頃の青年が幼児をあざけるというのは、尋常ではありません。

主はイシュマエルを去らせるよう命じました。アブラハムは断腸の思いで主に従ったことと思います。

 

荒野のただ中で水が尽き、死を待つばかりだったイシュマエルを前に、ハガルは、主に呼びかけられました。

二人は生き延び、イシュマエルの子孫が繁栄すると。

二人の命を、神の約束が守ったのです。

イシュマエルは、神への反逆者となり、その子孫は、ことごとくイスラエルと対立していくことになります。

 

4. ベエル・シェバでの契約 21:22~34

一方的に祝福されるアブラハムの姿に、神を恐れたアビメレクは、和平を持ちかけ、両者は契約を結びました。

アブラハムが、誓いのしるしに7匹の子羊を加えて与えたことから、この地はベエル・シェバ(七の井戸)と呼ばれるようになりました。

現在は、荒野が広がる南部最大の都市となっています。

5. 救いと信仰の成長のステップ

アブラハムは、習慣的に続けてきた一つの罪に気づかされました。

さらには、人間的な思いで一緒に過ごしてきた、神への反逆者イシュマエルとの別れを促されました。

そしてアブラハムは、次章において、信仰の生涯のピークへ達するのです。

福音を信じて救われた者は、主に信頼して、聖霊に導かれていきます。

 

次のステップに上がるとき、見過ごしてきた罪に気づかされることがあります。

主に信頼しきれていなかったところを、さらに委ねるよう、促されるのです。

不要な者を手放し、本当に大切なものだけを握りしめて行きましょう。

主があなたを次のステップへと引き上げてくださいます。

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