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聖徒伝164 イザヤ12~14章 救いの泉から命の水を汲め サタンの敗北

 
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2016年9月に、十勝鹿追町オープンした小さな教会です。,Voluntarily(自発的に),Open(開放的に),Logically(論理的に),聖書を学んでいます。史上類をみない大ベストセラー、聖書について、一緒に学んでみませんか? 執筆者は、牧師:三浦亮平です。


【資料はこちらからどうぞ➡】 164_イザヤ5_イザヤ12~14章_サタンの敗北・主の日_230108

1. バビロンの滅亡  13章

バビロンへの宣告。全世界を滅ぼす軍は、最終戦争(ハルマゲドン)です。

語られる内容は、世の終わりの主の日。神の怒りが地上に注がれる裁きの時です。

空前絶後の天変地異は、神の御業であることを示しています。

主の日の裁きの目的は、世界と人をねりきよめること。その筆頭が神の民イスラエルです。

反キリストの都となるバビロンは、かつての味方にも裏切られ、虐殺され、その地は荒れ果て、千年間放置されます。

 

2. サタンの敗北  14章

民族的回心に至ったイスラエルは、帰還し、神の国の都とされたエルサレムから世界を治めます。

一方のバビロンは滅び、よみに落ちた反キリストに異邦の王たちがざわめきます。反キリストは永遠に滅びます。

続いて語られるのはサタンの堕罪。大天使だったサタンは、神になろうと反逆し、地に落とされました。

反キリストの都バビロンは、一切の栄華を失います。反キリストは、史上最も悲惨な最期を遂げるのです。

子孫も完全に絶やされてしまいます。

北王国を滅ぼすアッシリアも、やがて滅ぼされます。バビロニアも、反キリストのバビロンも滅びに至ります。

神の計画を覆せる者はいません。最後には、メシアが全地を支配します。

 

3. イスラエルの救い 12章

神の国でイスラエルは、救いの泉から聖霊の命の水をくみ上げます。

王なる主が讃えられ、永遠に語り継がれます。

 

4. 救いの泉から聖霊の命を水を汲もう

直前に迫ったアッシリアの侵略、その後のバビロン捕囚、そしてイスラエルの究極的な裁きが、大患難時代の反キリストによるハルマゲドンです。

最大の苦難を経て、イスラエルは練りきよめられ、民族的救いの至るのです。

反キリストはよみに落とされ、地上の悪は一掃されます。千年王国の間も、バビロンは荒れ廃れたままです。

すべての悪の根源であるサタンも、完全に裁かれる時がやってきます。

 

「あなたがたは喜びながら水を汲む。救いの泉から。イザヤ12:3」

この節を踊りにしたのが、マイム・マイム。1937年、水脈を掘り当てたイスラエルの開拓者が歌ったのが始まりです。50年代に日本に紹介されました。

「救いの泉」とは「イェシュアの泉」。主イエスの名が何度も歌われています。作曲者は意図しなかったでしょうが…。

イザヤが告げたのは、メシアの救いの原則に基づくイスラエルの救いです。

イスラエルに約束された救いの泉が、異邦人にも救いとなりました。

 

神の永遠のご計画は、今もイスラエルを中心に進んでいます。

こぼれ落ちた恵みにあずかった異邦人として、神の民、ユダヤ人の救いを祈りましょう。

彼らに妬みを起こさせるほど、聖書を学び、主の祝福を体現しましょう。

ひたすら主を慕い求めることから、何より強い力が生まれます。

誰の目にもお構いなく、ただ主を慕い求めてきましょう。

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