②ノア 大洪水と箱舟 救いの約束
目次
1. 人類の堕落、ノアの召命 創世記6章
堕落を重ねた人類は、悪霊と交わり、悪霊との混血児(ネフィリム)が誕生するに至ります。女の子孫(メシア)誕生を阻み、人間を破壊する、悪魔の働きでした。
神は、120年後の大洪水の裁きを決め、神の目に正しい人ノアを選び出し、箱船の建設を命じます。
2. 大洪水 創世記7~8章
箱船を造り、乗り込んだのはノアの家族8人と、1つがいずつの動物たちだけでした。
上の水(おそらくは上空にあった多量の水蒸気)が雨となって降り、下の水(膨大な地下水)が噴き出しました。
水は、一年にわたって全地を覆い尽くしました。濁流が地表を跡形もなく消し去り、古い大地は、千mもの泥の底に沈みました。
大陸のプレートは激動し、裂かれ、陥没によって海溝ができ、隆起によって山脈が形成され、一気に引いた水が渓谷を形作ったのです。
大洪水は世界を激変させました。
3. 虹のしるし ノア契約 創世記9章
大洪水の後、神はノアを通し、新たな契約を人類と結ばれます。ポイントは5つ。
①地に満ちよ。
②動物が人を恐れる。動物への支配権。
③肉食の許可。激変後の生存のため。
④血を食べることの禁止。
⑤死刑制度の制定
④と⑤は、人類に命の大切さを教えるものです。
さらに神は、二度と大洪水を起こさないことを約束され、そのしるしとして空に虹をかけられました。
4. ノア契約と私たち マタイ福音書24:35~42
イエス様は、世の終わりを予告されています。
天に昇られたイエス様が戻って来られ、地上から悪を除き、世界を回復される、主の再臨の日です。
それは、「ノアの日のように」やってきます。
洪水前も、人々は寸前まで変わらぬ、堕落した暮らしを送っていました。
そのように、主イエスは突如として来られ、畑に二人いれば、一人はとられ、一人は残されます。これが空中再臨(携挙)です。救いと滅びの境界は明確です。
「だから目を覚ましていなさい」とイエス様は言われます。その日、その時は、誰も知らないからです。
5. 世の終わり 携挙と大患難時代
世の終わりの時、突然、すべての信者が天に挙げられます。これが「携挙」です。
教会という祈り手を失った世界は、悪魔が暴れ放題の大患難時代に突入します。反キリストが世界を統一支配し、神は、空前絶後の災厄をもたらします。
かつてない数の人々が福音を信じて救われる一方、大迫害が起きます。
大患難時代の最後、反キリストが世界中の軍隊を動員して、ユダヤ人を完全に抹殺しようとする時、ユダヤ人は、自分たちが突き刺したイエスこそメシアだったのだと悔い改め、「主よ、来て下ください」と、真実のメシアを呼び求めます。
そして、メシアは再臨され、敵を討ち滅ぼして、オリーブ山の上に立たれるのです。これが、今後予定されている、神様の人類救済計画の概略です。
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