十勝の鹿追町 聖書と人生のいろいろ

ダウン症の日 3月21日に ダウン症の子を持つ親として 一人のキリスト者が憂うこと

 
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2016年9月に、十勝鹿追町オープンした小さな教会です。,Voluntarily(自発的に),Open(開放的に),Logically(論理的に),聖書を学んでいます。史上類をみない大ベストセラー、聖書について、一緒に学んでみませんか? 執筆者は、牧師:三浦亮平です。

ダウン症の日に

今日3月21日は、国連が定めるダウン症の日。
21番目の染色体が3本あるから。ダウン症の別名は、21トリソミー。

いずれ、この日自体が、消滅してしまうだろうと思うと心が重い…。

出生前診断がもたらすもの

出生前診断が義務づけられたアイスランドでは、染色体異常と診断された場合の中絶率は、ほぼ100%なのだそうだ。

ダウン症児は生まれてくることができなくなっているということ。

それは、日本でも、診断を受けた人の結果は同様になっている。

出生前診断ができる施設が、一部の医療施設に限られていたのが、大幅に緩和されたという記事を先日目にした。

日本でも、近い将来、ダウン症児の存在は末梢されてしまうだろう。

ヒットラー政権下のドイツでは、医療関係者による積極的協力の中、数十万の障害者、重病人が秘密裏に殺害され、ホロコーストの前準備となった。

ヒットラーですらなしえなかったことが、着々と推し進められている。

実にスマートに。カンタンに。

性的寛容さと命の軽視 世界の末路

性的欲望を満たすことが権利として声高に叫ばれる時代。
性的寛容さは、命の軽視と常にセットだ。

かつての日本では、嬰児殺し、人身売買、売買春、姥捨てが日常茶飯事だった。

聖書が厳しく禁じた、偶像礼拝の中心には、神殿娼婦・男娼、性的儀式があり、人身供養を伴った。

イスラエルのカナン時代の遺跡からは、人身供養された、おびただしい幼児の骨が発見されている。

今や、痕跡すら残されず、命は消されている。
人類はさらに罪の極みに陥っていくのだろう。

その先にあるのは、主の裁きの日なのだと、
聖書の預言が生々しく迫る時代に、御言葉を伝えることの責務を噛みしめる。

24:7 民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、あちこちで飢饉と地震が起こります。
24:8 しかし、これらはすべて産みの苦しみの始まりなのです。
24:9 そのとき、人々はあなたがたを苦しみにあわせ、殺します。
また、わたしの名のために、あなたがたはすべての国の人々に憎まれます。
24:10 そのとき多くの人がつまずき、互いに裏切り、憎み合います。
24:11 また、偽預言者が大勢現れて、多くの人を惑わします。
24:12 不法がはびこるので、多くの人の愛が冷えます。

イエス・キリストの終わりの時代への警告 マタイ24章7~12節

 

付:和実の誕生を振り返って

↑和実の出生後まもなく。当時小樽の銭函にあったICUにて。
車で2時間近くかけて連日通いました。妻が痛い思いをしながら必死にしぼった母乳を携えて。

いくと、待っていたかのように目を覚ましていたカズ。
別れ際、おでこをさすりながら、寝かしつけています♪

ダウン症の正式な告知の際の検査結果の写真。

赤く染められた三つの点が、21番目の染色体。
あんまりキレイだったので、「写真とっていいですか?」と

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