十勝の鹿追町 聖書と人生のいろいろ

動画&まとめ ③マルコ2章 「恵みの時を喜ぼう」  ~イエスと群集とメシア調査団~

 
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2016年9月に、十勝鹿追町オープンした小さな教会です。,Voluntarily(自発的に),Open(開放的に),Logically(論理的に),聖書を学んでいます。史上類をみない大ベストセラー、聖書について、一緒に学んでみませんか? 執筆者は、牧師:三浦亮平です。

1. 中風の人の癒し 2:1~12

ガリラヤ伝道からカペナウムに帰られたイエスの元に押しかける人々。そこに4人に担がれた中風の人がやってきます。

4人が屋根を剥がして病人を吊り降ろすと、主イエスは彼らの信仰を見て、「あなたの罪は赦された」と宣言しました。

そこに律法学者たちがいました。ユダヤ議会のメシア調査団として派遣され、イエスを観察していた彼らは、イエスが、神にしかない罪を赦す権威を行使したのを非難して、心の中でつぶやきました。

それを見抜いたイエスは、罪の赦しの宣言と、起きて歩けと言うのと、どちらがやさしいか訊ねました。

口で言うだけなら、罪の赦しの方が簡単です。しかし、イエスが一言命じると、病人は起きて、寝床をたたんで歩き出したのでした。

足の不自由な人の癒しも、聖書に預言された、メシア到来のしるしでした(イザヤ35:6)

2. 徴税人レビを弟子とする 2:13~17

イエスは、収税所にいた徴税人レビに声をかけ、彼は、全てを捨てて弟子となりました。支配者ローマへの税を取り立てる徴税人は、ユダヤの裏切り者でした。

彼の別名はマタイ。後にマタイ福音書を記すこととなります。

律法学者たちは、イエスが、宗教的にけがれとされた罪人や徴税人と食事をしていることを問いただしました。メシア調査が、審問の段階に入っていることが分かります。

医者が必要なのは病人であり、わたしは罪人を招くために来たのだ。それが、イエスの答えでした。「義を行う者は、一人もいない」のです(詩14:3)

3. 断食についての問答 2:18~22

パリサイ人は、イエスが断食をしないと咎めます。しかし、断食は神を迎えるための準備。メシアであるイエスが来られた今は、婚宴の時です。

さらにイエスは、間もなく十字架の死と復活によって、人の罪を贖われることを告げられたのでした。

古い布、古い革袋とは、人の言い伝えに過ぎないパリサイ派の口伝律法です。

この時点で、新しい布、新しい革袋が指すのは、人々は、イエスをメシアと受け入れる信仰により、生まれ変わるということです。

4. 安息日論争 2:23~28

安息日に麦の穂を摘んだ弟子たちを、パリサイ人は、禁じられた労働をしたと非難します。

イエスは、ダビデが律法を破って祭司のパンを食べたが、咎められなかったことを指摘し、さらには、安息日は人のために設けられたこと。人の子が安息日の主なのだと告げました。

つまり、「人の子(=メシア)」こそ、安息日を定めた主だということです。

5. 喜びがあふれだすために

クリスチャンは、キリストの花嫁として主イエスとの婚礼を待ち望む者です。

花嫁として、主イエスと人格的な交わりをしているでしょうか。

イエス様に聞き、語りかけ、婚約者からのラブレターを読むように、聖書を読み、味わっているでしょうか。

主イエスとの関係が深まるほどに湧き上がる喜びを、味わっていきたいと思います。

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