十勝の鹿追町 聖書と人生のいろいろ

聖霊とは? 神が約束された聖霊降臨 信じる者に内住する聖霊

2017/06/08
 
この記事を書いている人 - WRITER -
2016年9月に、十勝鹿追町オープンした小さな教会です。,Voluntarily(自発的に),Open(開放的に),Logically(論理的に),聖書を学んでいます。史上類をみない大ベストセラー、聖書について、一緒に学んでみませんか? 執筆者は、牧師:三浦亮平です。

 0. 罪人は約束を守り通せない

アダムとエバは、神の約束を破りました。その子孫も同様でした。どんなに素晴らしい約束を与えられても、守り通せないのが、人間の問題なのです。

使徒パウロは、自らの罪を告白し、嘆いています。

「私は、ほんとうにみじめな人間です。だれがこの死の、からだから、私を救い出してくれるのでしょうか。ロマ7:24」

 1. モーセは聖霊を求めた

イスラエルの指導者となり、エジプトから導き出したモーセ。彼一人にあらゆる問題が持ち込まれ、民は不平を言いました。ある時、70人の長老が聖霊に満たされ神の言葉を語り出しました(民11)。

一時的な現象でしたが、この時モーセは、すべての人が預言を語るようになればいいのにと願いました。

 2. 聖霊降臨が約束された

神の民イスラエルも、神に背き、偶像を拝み、罪を重ねました。滅亡に瀕した王国にあって、主は、預言者エレミヤを通して、「新しい契約」をイスラエルと結ぶ時が来ると約束されました。

「わたしはわたしの律法を彼らの中に置き、彼らの心にこれを書きしるす。わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる。エレミヤ31:33」

石に文字で刻まれたモーセの律法とは違い、新しい契約は、聖霊によって心に刻まれる永遠の契約です。

この後、神殿から神の栄光は去り、エルサレムは陥落。イスラエルは、異国の支配下で塗炭の苦しみを味わいます。

3. イエスは聖霊と共に働かれた

数百年の空白を経て現れた待望の救い主イエス。その公生涯の始め、ヨルダン川で洗礼を受けられたイエスに、聖霊が下り、父なる神の祝福が響き渡りました。

イエスは、常に聖霊と共に働かれ、メシアの証拠である数々の奇跡と癒やしの業を行われました。

イエスは、地上を去った後、もう一人の弁護者を送られると約束されました。その方が、助け手なる聖霊です。

「わたしは助け主をあなたがたのところに遣わします。
その方が来ると、罪について、義について、さばきについて、世にその誤りを認めさせます。ヨハネ16:7~8」

 4. 弟子たちに聖霊が降った

イエスが捕らえられた時、逃げだした弟子たち。リーダーのペテロは、三度もイエスを知らないと拒みました。

イエスは、十字架にかけられ、死んで葬られ、三日目に復活され、その後40日間教えられた後、昇天されました。

そして、五旬祭(ペンテコステ)に、エルサレムに集まり祈っていた120人の弟子たちの上に聖霊が下ったのです。

この時、立ち上がってイエスこそメシアだと宣言したのがペテロでした。以降、弟子たちは、自らの命も顧みず、福音を告げ知らせる者に変えられたのです。

「五旬節の日になって、みなが一つ所に集まっていた。
すると突然、天から、激しい風が吹いて来るような響きが起こり、彼らのいた家全体に響き渡った。
また、炎のような分かれた舌が現れて、ひとりひとりの上にとどまった。
すると、みなが聖霊に満たされ、御霊が話させてくださるとおりに、他国のことばで話しだした。使徒2:1~4」

5.信じる者の内に、聖霊が住まわれる

弟子たちには、聖書理解において完全な一致がありました。聖書を正しく理解させる力は、聖霊が与えてくださいます。

イエスを救い主と信じたすべての人の内に、主ご自身の霊である聖霊が住まわれ、聖化の課程・信仰者の成長を助けてくださいます。それが、この教会時代に、すべてのクリスチャンに与えられている計り知れない恵みです。

いにしえの聖徒たちが渇望した恵みを、私たちは与えられているのです。

 

「あなたにゆだねられている良いものを、わたしたちの内に住まわれる聖霊によって守りなさい。Ⅱテモ1:14 」

この記事を書いている人 - WRITER -
2016年9月に、十勝鹿追町オープンした小さな教会です。,Voluntarily(自発的に),Open(開放的に),Logically(論理的に),聖書を学んでいます。史上類をみない大ベストセラー、聖書について、一緒に学んでみませんか? 執筆者は、牧師:三浦亮平です。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

Copyright© 鹿追キリスト教会 , 2017 All Rights Reserved.