十勝の鹿追町 聖書と人生のいろいろ

動画&まとめ ⑯使徒の働き 14章「神は生きている」第1回宣教旅行・後編

 
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2016年9月に、十勝鹿追町オープンした小さな教会です。,Voluntarily(自発的に),Open(開放的に),Logically(論理的に),聖書を学んでいます。史上類をみない大ベストセラー、聖書について、一緒に学んでみませんか? 執筆者は、牧師:三浦亮平です。

1. 繰り返される分裂と対立

小アジアのイコニオムの伝道でも、多くのユダヤ人、ギリシャ人が福音を信じた一方、拒む人々による迫害が起こります。

福音宣教は常に、人々を二分します。

殺害計画を知り、難を避けたパウロたちは、次の町へ向かったのでした。

2. 癒やしの奇跡と人々の崇拝騒ぎ

ルステラで、生まれながら足の不自由な人が、信仰によって癒されます。

エルサレムでペテロを通して起こったのと同様の奇跡が、異邦人の地でも起こったのです。

驚いた人々は、バルナバとパウロをギリシャ神話の神、最高神ゼウスと雄弁の神ヘルメスに見立てて祭り上げようとしました。

パウロたちは衣を裂いて、神の冒涜への怒りと驚きを表明し、叫んで止めます。

人々を駆り立てたのは、神々をもてなさなかったために災いが下ったというこの地域の神話だったようです。

偶像の神は、恐れで人を支配しますが、創造主は、自然を通して全ての人に恵みを注がれています。

パウロは、異邦人にまず、天地を造られた唯一の存在を伝えようとしたのでした。

ここでも民衆は二分し、先の町からやってきたユダヤ人の策動によってパウロは石打ちにされてしまいます。

死んだと思われたパウロでしたが、立ち上がると、伝道を続けたのでした。

3. アンテオケへの帰還

パウロたちは、足取りを逆にし、各地の信者を再訪問して励まします。

「神の国に入るには、多くの苦しみを経なければならない」 現実の迫害がありました。苦難は避けられないのです。

それぞれの教会に長老たちが立てられ、彼らは互いの欠けを補いあいつつ、教会を指導し、仕えていきました。

①福音を語り、②信じた人を教え、訓練し、③信者の群れを組織し、長老たちを任命する。こうして教会は立てられ、成長していったのです。

4. 偶像のただ中で生ける神を伝える

救いに至るために、三つのことを知る必要があります。

①神は唯一である。
②唯一の神が記したのが、聖書である。
②聖書が預言したメシアがイエスである。

ユダヤ人への伝道では、唯一の神の存在も、聖書も大前提ですから、いきなり③から、イエスこそメシアだと伝えればOKです。

しかし、異邦人にはまず、①神は唯一であることを伝えなければなりません。

パウロは、異邦人の目を自然に向けさせ、恵みを与える方が創造主だと伝えました。

日本で、同様の課題を抱えた私たちは、創造主をどう伝えるべきでしょうか。

あなたの存在がただの偶然なら、人生に生きる意味はなく、欲望を満たすだけ。命に自体に価値はなく、弱い者、適応力のない者は滅んで当然となるでしょう、

しかし、あなたを造られた唯一の神がいるなら、あなたは神に愛された、神の尊い作品であり、すべての人生には意味があります。神はどんな悪も見逃さず、必ず、地上に正義を実現されるのです。

「すべての人は、…ただ、神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いのゆえに、価なしに義と認められるのです。ロマ3:23」

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