動画&まとめ ⑲マルコ13:1~23 艱難と試練を抜けて イスラエルの苦難と希望の予告

   

1. 神殿崩壊の予告 13:1~2

神殿を見上げ、感嘆する弟子たち。ヘロデ大王が始めた神殿拡張工事は未だ途上で、荘厳な神殿は当時、世界の七不思議の一つに数えられる程でした。

しかしイエスは、神殿の崩壊を予告します。数十年後、起源70年。ローマ軍によってエルサレムは陥落し、神殿も跡形もなく破壊されたのでした。

2. 終末のしるし 13:3~13

最後の論争後、オリーブ山でイエスは、弟子たちの質問に答えて話し始めます。

テーマは、「その日」。イエスの神殿崩壊の予告を受けた弟子たちは、数多くの預言が告げるイスラエルの苦難の日・大艱難時代を思い描いたのでした。

イエスはまず「大艱難は何でないか」を語ります。偽キリストの出現や、各地の戦争は、教会時代を通して起きることです。

終わりの始まりのしるしは、世界戦争、世界各地の大地震、世界的大飢饉です。

世界大戦は起こり、20世紀以降、大地震は激増し、今の世界で8億人が飢えています。

産みの苦しみの時代は、始まっています。

終末の大艱難時代、ユダヤ人への大迫害が起こりますが、黙示録6~7章によれば、14万4千人のユダヤ人によって世界宣教が行われ、膨大な人々が救いに導かれます。

迫害のただ中で、信仰者は聖霊の助けによって証言します。

家族すら引き裂く対立、ユダヤ人への憎悪。この大艱難の最後に、イスラエルの民族的回心が起きるのです。

3. 大艱難時代の予告 13:14~23

7年の大艱難時代の後半。ダニエル12章で言う「荒らす憎むべき者」、反キリストが神を自称し、神殿に立ちます。

この後、史上最悪の迫害が起こり、ユダヤは山(ボツラ)へ逃れます。

逃亡が、渡河が困難な冬(雨期)にならないよう祈れとイエスは命じられています。

史上かつてない苦難。それでも神は、選びの民が生き延びるよう、日数を短くされました。7年間の大艱難で、特に激しいのが、後半の3年半です。

反キリストは、超自然的奇跡すら行い、人々を惑わします。

こうしてイエスは、「なにもかも前もって」、話されました。

4. 主が喜ばれる真実の献げ物

私たちが覚えるべきは、
①神の計画の中心にイスラエルがあること。
②教会時代の異邦人信者の使命。…まずユダヤ人に、そして異邦人に福音を伝え、メシアニック・ジューを支援すること。
①終末時代の希望。…大艱難時代に、大勢のユダヤ人と異邦人が救われることを覚えて伝道に励むこと。

終末は、最後に約束された救いの希望の時代でもあります。

今はどうにも頑ななその人も、道を外れたあの人も、大艱難時代に救われるかもしれません。

様々な方法を用いて、福音の種を蒔き続けていきましょう。主が、救われるべきすべての魂を救ってくださることを信頼して。

 - マルコ福音書