十勝の鹿追町 聖書と人生のいろいろ

聖徒伝117 南北の王4 歴代誌第二14~16章 アサ王の生涯

 
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2016年9月に、十勝鹿追町オープンした小さな教会です。,Voluntarily(自発的に),Open(開放的に),Logically(論理的に),聖書を学んでいます。史上類をみない大ベストセラー、聖書について、一緒に学んでみませんか? 執筆者は、牧師:三浦亮平です。


【資料はこちらからどうぞ➡】 117_南北4_歴14~16章_アサ王の生涯_220123

1. クシュとの戦い 14章

三代目アサ王は、南王国初の主に従う善王でした。

アサ王は、蔓延していた偶像を破壊し、民に律法への従順を求めました。

南王国は平穏で、かつての全イスラエルに匹敵する兵力を得るに至りました。

十年目、アフリカからクシュ人の侵攻を受けます。

主に依り頼んだアサは、倍の大軍を撃退し、勝利しました。

 

2. アサ王の宗教改革  15章

主は、預言者アザルヤを通し、アサと民に、主を求めて祝福を得るか、主を捨て主に捨てられるか、問いました。

士師時代に際立っていたように、長年、イスラエレルに平安がなかったのは、主と律法を忘れていたからです。

その末路が南北の分断ですが、主に従う民には、なお報いがあるのです。

主の言葉に奮い立ったアサは、王国の全地から偶像を取り除き、神殿の祭壇を新しくしました。

信仰者の成長とは、自らの罪を取り除き、きよめていく、その過程にあると教えられます。

 

この時代、北王国からも多くの信仰者が南に移住してきました。

アサの治世の15年目。五旬祭の頃、すべての民が神殿に集い、膨大なささげ物をし、律法への従順を誓いました。

アサは母マアカすら、偶像礼拝のゆえに特権的地位から退けています。神の宝物倉も満たされました。

以降25年間、南北時代には希な、平和の時代が続きました。

 

3. アサ王の過ち  16章

アサの治世の36年に、北王国のバアシャが、南王国の交通の要所ラマを奪います。

窮地のアサは、神殿の宝物をもって、長年の仇敵アラムに庇護を求めました。

アラムの北王国への侵略の隙に、まんまとラマを奪取し、防御を固めたアサでしが、主の怒りを買いました。

 

預言者ハナニがアサに、厳しい主の戒めを告げます。

怒ったアサは、ハナニを獄に入れ、進言者を迫害しました。

神の報いを受け、重い病を患ったアサは、ついに死に至りました。

それでも、41年の在位は、ダビデ、ソロモン以上のものです。

「アサの心は生涯、全きものであった」と記されています。

 

4. 主を信頼して平安を得よう

主の約束を信じた、その救いは永遠です。

一方、信仰者も罪を犯せば報いがあり、悔い改めなければ、最悪死に至ることがあるのです。

アサの最大の過ちは、神の警告を拒んだことでした。

痛いところを突かれれば、とっさに庇おうとするのが私たちです。

傷つきたくないと誰もが思いますが、鋭く突き通すのが神の御言葉です。

弱さを隠さず、裸で主の前に立ちましょう。逃れられる道などありません。

 

戒めを頑なに拒むのがs罪人の本性。悔い改めも主の恵みです。

主に依り頼めば、聖霊が罪と向き合う私を助けられます。

イスラエルを通して学ぶべきは、神の永遠の契約の確かさです。

主の恵みの深さ、広さを味わうことなくして、私の聖化はありません。

日々、御言葉に打ち砕かれつつ、悔い改めに早い者で居続けましょう。

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