動画&まとめ ㉑使徒の働き19章 あがめられる主イエスの名 ~アジア州エペソにて~

   

1. 雄弁家アポロ  18:24~19:7

洗礼者ヨハネの死後20年は過ぎながら、ヨハネの洗礼しか知らなかったアポロと、ヨハネの弟子たち。最大の預言者と呼ばれる洗礼者ヨハネの影響の大きさを実感します。

彼らは、ヨハネが預言したキリスト・イエスについての正しい知識を与えられ、福音宣教者となりました。

ヨハネの弟子たちのバプテスマに際しては、使徒の働きでは4度目となる聖霊降臨が起こっています。

教えられるのは、神の救いの計画に取りこぼしはないこと。救われるべきユダヤ人がすべてが救われるのです。

2. エペソでの宣教と妨害 19:8~20

アジア州のエペソの会堂で、パウロは、これまでで最長の3ヶ月教えますが、拒否された後は、ツラノという人の講堂で論じました。私塾のような所です。

こうして、首都エペソから、アジア州全域に福音が広がって行きました。

パウロを通して次々と起こった驚くべき奇蹟は、パウロが語る内容の正しさを神が保証する、しるしとなりました。

奇蹟を目にし、その力を利用しようと考えたのが、魔除け祈祷師の異端的ユダヤ人たちでした。

彼らは、パウロとイエスの名を利用しようと試みますが、悪霊にこっぴどく反撃されます。

この事件は、多くの信者に畏れを生じさせ、莫大な魔術書が焼かれました。

「こうして、主のことばは驚くほど広まり、ますます力強くなっていった」と、3度目の宣教報告が記されています。

3. エペソでの迫害  19:21~40

パウロが、ローマに行くことを主から示された、その頃、エペソで大騒動が起きます。

後にパウロが、「獣と戦った(Ⅰコリ15:32)」と語るほどの、常軌を逸した激しい騒動でした。

エペソには、当時、世界七不思議の一つに数えられた、アルテミス神殿がありました。豊穣の女神アルテミスは、エペソの偶像礼拝の中心でした。

アルテミス神殿のひな型を造り、それを売り物にしていた銀細工職人たちは、偶像崇拝に異を唱えるパウロによって、職を失うと彼らは恐れ、騒動を起こしたのです。

暴徒がパウロの同行者を捕らえ、大劇場になだれ込みましたが、多くの人は、その目的すら理解していない程の混乱でした。

町の書記役の冷静な対応により、事態はようやく収束したのでした。

4. 現代の偶像礼拝

エペソの騒動の本質は人間の欲望です。偶像礼拝が人を引きつけるのは、人間の欲望を満たすものだからです。

偶像礼拝に伴う様々な儀式は、人間の物欲、性欲、支配欲を満たします。

現代における偶像とは、自分自身だと言えます。

「自分を信じろ」と、多くの人が叫ぶように、自分の感情や感覚が無条件に絶対化される時代です。

この時代にあっては、欲望を満たすことが権利とされるのです。

たとえば、キリスト教界に対する、同性愛者の要望の本質は、同性に対する性的欲望を認めろということに他なりません。

このように、神への敵対者は、感情と欲望のままに攻撃してくるのです。どの時代にも変わらない本質です。

私たち信仰者に、以下の三つのことが求められていると感じます。、

①正しい聖書知識を身につける、
②それを日々に適用し、実体験を通して身につけ、信仰の確信を強める。
③理性と聖霊の助けによって、自分自身をコントロールする訓練を重ねる。

日々の着実な歩みが問われています。

 - 使徒の働き