動画&まとめ ㉙使徒の働き27章 「主の約束が私を導く」 ~パウロ、ローマへ~

   

1. ローマへの船出 27:1~12

皇帝への上訴の結果、囚人としてローマへ護送されるパウロ。百人隊長ユリアスを責任者とした一行はカイザリヤを出発。ルカを始め、何人かの弟子たちも同行を認められていたようです。

一行は、小型船で陸地沿いに航海し、ミラから大型船に乗り換えますが、風に悩まされ、クレテ島の「よい港」と呼ばれるところまでたどり着きました。

すでに航海には厳しい季節でしたが、パウロの警告は無視され、人々は数十キロ先のピニクスの港を目指します。

冬の間の船の整備と宿泊と、娯楽を考えて、多少無理をしてでもと人々は望んだのでしょうが、この、もうちょっとが、大変な結果になりました。

2. 嵐のただ中で  27:13~38

好天も束の間。船は激しい暴風雨にさらされ、船員はなんとか小舟を甲板に引き上げました。すぐにでもピニクス港に上陸したいと期待していたのでしょうが、事態はどんどん悪化していきました。

位置も分からず、自力で助かる希望も断たれた時でした。パウロが立ち上り、「誰一人、命を失う者はない」と、主の約束を告げ、人々を励ましたのです。

パウロも、恐れの中で主の御言葉を受け、主を信じて力を得たのでした。

14日後、陸地に近づいた船が、様子を見つつ沖に停泊した時、一部の船員は小舟で脱出を図り、すんでの事で止められます。神の与えた試練ならば、神の示し以外に逃れの道はありません。

夜明け前、パウロは人々に食事を取るように促し、誰一人死なないことを確認すると、パンを裂き、神に感謝を捧げ、皆で食べました。パウロは、福音を伝え、かつてのイエスにならってパンを裂いたのでしょう。人々も、最終的にすべてを神に委ねたのでした。

3. 難破  27:39~44

船は座礁し、壊れ始めました。囚人を逃せば責任を問われて死刑となります。パウロたちを殺そうとする兵士たちをペリクスが止め、ことなきを得ました。

嵐の中、人々は無事に、上陸しました。

そこはイタリヤの南に浮かぶマルタ島でした。嵐の中、パウロたちは一気に、ローマの近くにまで運ばれたのです。

4. 人生の嵐の中、神の約束が導く

一切の希望が消し去られたような嵐の中、パウロを導き、支え続けたのは、かつて獄中で受けた主の約束でした。

「あなたは、わたしのことをローマでもあかししなければならない」

主の命令は、同時に主の約束です。何があろうと、ローマには必ずたどり着くという確信が、パウロに与えられたのです。

嵐のただ中でも、御使いを通して、この命令と約束が再度告げられ、パウロを勇気づけたのでした。

大宣教命令(マタ28:18~20)で主イエスは、「あなたがたは行って」人々を弟子とし、教え導くよう命じられました。
そうして遣わされる者と、主イエスが共にいてくださるとも。

愚かな私たちを用いて、人々が愚かだと考える福音を宣教する。それが、この時代に主が人々を導く方法なのです。主に信頼して、一歩を踏み出しましょう。

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