動画&まとめ ⑦マルコ6:1~29「主は遣わすものと共におられる」~強まる迫害と拡大する宣教~

   

1. 故郷ナザレでの拒絶 6:1~6

ナザレを再訪問するイエス。最初の訪問で殺されかけた故郷です。

安息日に教えるイエスの知恵に、多くの人々は懐疑的でした。

イエスの業は悪霊の力によるのだと、ユダヤ議会は結論づけていたからです。ナザレの人々は、イエスを拒みました。

身近な人の意見ほど聞きづらいのが私たち。謙遜が求められます。

イエスは故郷ナザレを去りました。悔い改めの機会が、いつまでもあると思ってはならないのだと教えられます。

2. 12弟子の派遣 6:7~13

ナザレでの決定的拒絶の後、イエスは12弟子を派遣しました。

イエスに従う者に、試練は避けられないのです。成功体験などという言葉とは無縁の世界です。

弟子たちが何も持たずに派遣されたのは、主への完全な信頼をもって、主による業を証するためです。最初に入った家にとどまれ、という命令も同様です。

拒まれた時に、足の塵を払い落とすという行為は、本来ユダヤ人が異邦人の地を去るときのもの。メシアを拒むユダヤ人は、異邦人と変わりません。

派遣された弟子たちが告げたのは、イエスに対する理解を変え、メシアとして受け入れよ、ということでした。

3. 洗礼者ヨハネの死 6:14~29

ヘロデ大王の息子であり、ガリラヤ地方の領主だったヘロデ・アンティパスは、イエスの噂を聞き、ヨハネのよみがえりではないかと恐れました。

ヘロデは、自分の不貞を断罪したヨハネを捕らえ、殺したからです。

ヘロデは、兄弟ピリポの妻ヘロデヤを自分の妻としていたのでした。

誕生日の祝いの席で、ヘロデヤの娘が妖艶な踊りをした時、喜んだヘロデは、何でも褒美を与えると告げます。

娘が母ヘロデヤの指図で王に求めたのが、洗礼者ヨハネの首でした。

ヨハネの3年強の活動期間の2年は獄中でした。先駆者ヨハネの運命は、メシアの死を予見させるものです。

凄惨な最後を遂げたヨハネ。しかし、彼は平安の内に召されていったと確信します。主イエスが、獄中で心揺れるヨハネに、メシア宣言を告げています。

「目の見えない者が見、足のなえた者が歩き、ツァラアトに冒された者がきよめられ、耳の聞こえない者が聞き、死人が生き返り、貧しい者たちに福音が宣べ伝えられている。だれでもわたしにつまずかない者は幸いです」 マタ11:5~6

イスラエルが待ち望み、先駆者ヨハネがその登場を告げたメシアは、確かに現れ、み業を成就されるのです。

4. 主イエスの弟子と試練

メシアを信じる者には、メシアのような苦難があると、主は言われました。

「だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、日々自分の十字架を負い、そしてわたしについて来なさい。」 ルカ9:23

十字架を負うとは、自分に原因のないことで辱められ、侮られることです。

メシアが体験されたことを、私たちも体験します。主イエスの苦しみ、悲しみ、孤独…。そして、栄光に満ちた主の復活の喜びをも!!

主イエスの再び来られる時を待ち望みつつ、福音を伝えていきましょう。

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