十勝の鹿追町 聖書と人生のいろいろ

聖徒伝60 ヨシュア記②4~6章 主の戦いに押し出されて エリコ陥落 

 
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2016年9月に、十勝鹿追町オープンした小さな教会です。,Voluntarily(自発的に),Open(開放的に),Logically(論理的に),聖書を学んでいます。史上類をみない大ベストセラー、聖書について、一緒に学んでみませんか? 執筆者は、牧師:三浦亮平です。


【メッセージアウトラインPDF・資料はこちら➡】60_ヨシュア記②4~6章_201122

1. 主の業を記念して 4章

ヨルダン川を渡り終えたヨシュアは、川底から拾わせた12の石を、主の御業の記念として積み上げました。

イスラエルは、奇跡を通してヨシュアを恐れました。ヨシュアは、モーセの後継者として、名実ともに民の指導者となったのです。

ヨルダン川の渡渉では契約の箱が先立って入り、最後に上がりました。この戦いの先陣を切るのも、しんがりを務めるのも、主ご自身です。

 

この4章は、後の世代への継承のために割かれています。律法、歴史書の第一の目的は信仰の継承に他なりません。

新世代のイスラエルは、体験的に神を知っていきます。荒野の学びの実践編が、このヨシュア記なのです。

 

2.  割礼と土地の食物、主の将軍 5章

驚愕の奇跡を目の当たりにして心萎えたカナン人。その間に、主は、イスラエルに割礼を命じられました。

旧世代は、不信仰のゆえ、信仰継承もできず死に絶えてしまったからです。

ヨシュアは、天然の火打石から削り出した小刀を用いました。これが神の儀式であることが強調されています。

割礼は、アブラハム契約のしるし。土地の取得もこの契約に基づきます。

その場所の名は、ギルガル(転がす)。不信仰の民は40年の流転の末、ヨルダンを渡り、川底の石を転がし、約束の地へ足を踏み入れたのでした。

 

イスラエルは、40年ぶりに過越を祝いました。初めてこの地の産物を食べた翌日から、天からのパン、マナはふらなくなりました。

ヨシュアが遭遇した抜身の剣を持つ人は、主の軍の将でした。受肉前のメシアです。

ヨシュアは主を礼拝し、主が先だって戦われ、勝利を収めてくださっている方であると知りました。

 

3.  エリコ陥落 3章

エリコの戦いは、完全に神の業であり、主に捧げる祭儀として角笛が吹かれました。1日一回、6日間、城壁の周りを巡り、7日目に7回巡りました。

角笛を吹き鳴らし、時の声を上げると、城壁は崩れ落ちました。攻め上った兵士たちは、エリコの民を完全に滅ぼしたのでした。

 

間近に主の奇跡を目撃し、なお悔い改めに至ることのなかったエリコは、主の厳しい裁きを招いたのです。

ラハブとその家族たちだけが、救われました。信じる者に、主の救いの約束は果たされます。

 

主の戦いを戦うために求められること

主の戦いは、主ご自身が先陣を切られ、勝利を収められます。

私たちは最後の最後に参加するにすぎません。にも関わらず、働きに見合わない大きな報酬を与えられます。それは、御国における、主との永遠の共同統治権です。

主の戦いに遣わされる私たちに求められることは、その都度、主に聞き、従うこと。それが勝利の鍵です。

歩みだすなら、すでに勝利された主イエスが、救われるべき魂と出会わせてくださいます。

恐れず、福音を宣言しましょう。この魂は、必ず主が勝ち取ってくださると信頼して。

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