十勝の鹿追町 聖書と人生のいろいろ

教理的に見過ごせない、本物の陰謀論を考える

2021/10/16
 
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2016年9月に、十勝鹿追町オープンした小さな教会です。,Voluntarily(自発的に),Open(開放的に),Logically(論理的に),聖書を学んでいます。史上類をみない大ベストセラー、聖書について、一緒に学んでみませんか? 

1. 教理的に見過ごせない”陰謀論”

陰謀論」と一括りにされる事柄は、玉石混淆です。

真相を究明する価値のあるものもあれば、ユダヤ人が世界征服を企んでいるという古典的な陰謀論もあります

ちなみに、この古典的陰謀論の元になった「シオン議定書」は典型的な偽書だと、誕生の経緯も含めて明確にされています。

「陰謀論」の中には、科学的、論理的に考えて明らかにおかしいものも散見されるわけですが、特に、クリスチャンにとって、決して見過ごしにできないものがあります。

基本的な教理そのものを破壊する、根本的に聖書の教えと相容れない類いの陰謀論です。

 

2. コロナワクチンに関する陰謀論

コロナワクチンに関して様々な陰謀論が広がっています。科学的、論理的におかしく、明らかにデマというものも多いのですが、信じ込む人は少なくありません。

今、社会的な問題となっているのは、デマを信じ込んで、家族や周囲との関係性まで壊れている人が増えていることです。

もちろん、ワクチン接種に伴うリスクをどう判断するかは個々人の選択に委ねられています。

しかし、激しく感情的になり、ワクチン接種した家族を批難する。職場でトラブルを起こすとなると常識的な範囲を逸脱しています。

このような頑なさ、融通のなさは、カルトにのめり込む人の姿にも重なります。

ネット上の情報に浸り、一人で勝手にカルト信者のような、閉ざされた精神状態に陥っていく。驚くことが起きていると言えます。

※関連記事 “ひとりカルトの時代に

 

3. 教理的に問題あるコロナ陰謀論

コロナ陰謀論で様々ある中で、私が教理的に最も問題だと感じたのは、「摂取すると5年後に死ぬ。背後に人口削減を企む、世界的な組織が働いている」というものです。

これは偽預言です。

なぜなら、人の死の時について断言できるのは天地万物を造られた神だけ、だからです。

しかし、クリスチャンの中にも、これを真に受けて流布する人がいるのです。

偽りの教えのパン種が教会に持ち込まれています。

 

4. 宇宙人に関する陰謀論の大問題

最近、聞いて一番驚いたのは、宇宙人に関する陰謀論でした。

「もうすぐ宇宙人の存在が明らかにされる。そうなれば、クリスチャンは大変な信仰的、教理的危機に直面することになるから、それに備えておかなければならない」と言うのです。

このことの何が問題なのか。聖書によれば、太陽や月を拝むことも偶像礼拝です。宇宙も宇宙人も含まれるでしょう。宇宙人は、擬人化された太陽神や月の神と本質的に同じです。

現代人にとって、お金とならぶ最大の偶像が宇宙だと私は認識しています。

 

「もうすぐ宇宙人の存在が明らかにされる」という類いの話は、以前から散々繰り返されてきました。

特に、スピリチュアル、精神世界の人々の間では、絶えず口にされてきました。

彼らの中には、自分たちの預言やヒーリングが、宇宙人からきたと主張し、宇宙人と交信するという人々が多くいます。

彼らは、クリスチャンがメシアを待ち望むように、高次元の知的存在である宇宙人が、地球人の前に姿を現す日を待ち焦がれているのです。

まさに、反キリスト的な宇宙人信仰とも呼ぶべきものが、そこにはあります。

 

5. 宇宙人信仰の問題の核心

“最初の人が神との約束を破り罪を犯したために、人類は神と分断された。
すべての人は生まれながらに神と断絶された罪の状態にあり、その先には滅びしかない。しかし、罪なき神の子キリストが、私たちの罪の身代わりとなられた。
「十字架で人の罪をあがなわれたキリストは、死を打ち破って復活し、今も生きておられる。」 このキリストの福音を信じるならば、罪からの救いが得られる”

これが聖書が記す救いの教理です。

宇宙人という存在を信じることは、この救いの教理を根本的に否定し、イエスの十字架を貶めるものです。

 

天地万物の造り主である神の存在も、キリストの十字架の贖いも、聖書に記されたことすべても、すべてが拒絶されてしまいます。

それは進化論を信じることとも共通しています。すべては偶然の結果にすぎないとした進化論は、キリスト教的価値観に立っていたヨーロッパ社会を根本から崩すものとなりました。

宇宙人の存在を信じた瞬間に、聖書のすべては無意味なものとなります。それこそ、宇宙人の出現を待ち望むだけの日々になり、さらなる霊的暗闇の中に身を落としていくことでしょう。

※関連記事 “ダウン症と進化論と罪と救い” “障害者差別と優生思想。その根っこにある進化論”

 

6. 宇宙人信仰の背後にあるもの

私は、宇宙人の存在をまったく信じていません。

宇宙人は、現代人の抱く妄想の最たるものであり、聖書に真っ向から対立する世界観であると確信しています。

聖書的には、第二の天が、宇宙空間であり、空中の支配者が、サタンです。

宇宙人の存在を信じさせようという、背後に働いているのが、神への敵対者、サタンであることは明白です。その先には破滅があるだけです。

※関連記事 “現代人の宇宙信仰? 見えない宗教を考える

 

7. 聖書のすべてを信じるか。すべてを拒むか。選択は二つに一つ。

ワクチンを接種するかどうか、ということは、個々人で判断すべきグレーゾーンの問題です。

しかし、5年後に死ぬという偽預言も、宇宙人信仰も、グレーゾーンではありません。黒か白か、どちからしかない問題です。

私たちの取りうる態度は、二つに一つです。聖書の神を信じるか、偽預言や宇宙人という偶像を信じるか。

グレーゾーンはありませんから、偽預言や宇宙人について、「本当かもしれない」という思いが消えないなら、聖書と対立する側にいることになります。

 

宇宙人の存在を信じることは、聖書の権威を否定し、教理を根本から破壊します。偽預言と同様、決して教会内に持ちこんではならないものです。
聖書を信じるということは、聖書のすべてを神の言葉として信じるということです。すべてを信じるか。すべてを拒むか。どちらかしかないのです。

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