十勝の鹿追町 聖書と人生のいろいろ

聖徒伝145 預言者11 ホセア書10~12章 イスラエルへの神の愛  「これほどまでに愛されている」 

 
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2016年9月に、十勝鹿追町オープンした小さな教会です。,Voluntarily(自発的に),Open(開放的に),Logically(論理的に),聖書を学んでいます。史上類をみない大ベストセラー、聖書について、一緒に学んでみませんか? 執筆者は、牧師:三浦亮平です。


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1. 罪と裁きと大患難時代 10章

主がイスラエルを裁き、偶像礼拝を絶たれます。北王国に善王は不在でした。

大患難時代に、イスラエルは反キリストと契約を結び、苦難を招きます。

山々に、身を覆えと叫ぶ民の姿は、終末の災いの苦難を示しています。

世界中の軍が神の民を殲滅すべく結集する。それが最終戦争ハルマゲドンです。

イスラエルが主を拒み、自力に頼ったことが、すべての罪の根源でした。

 

2. 裁きのただ中の主の憐れみ  10章

出エジプトを導いた神から、幼いイスラエルは離れ、偶像礼拝に陥ります。

天からマナを与え、非常な優しさで導いた神を民は重ねて裏切りました。彼らを待つのは、アッシリア捕囚です。

しかしなお、主はイスラエルに熱情を注ぎ、憐れみ愛し、逃れ場を与え、絶滅の危機から救い出されます。

イスラエルは震えながら約束の地にやって来ます。

不信仰のまま帰還し、建国に至った、今の状況は、世の終わりの裁きのための一時的な回復です。

 

3. ヤコブ・イスラエルを導く神 10章

度々、善王を輩出した南王国には、しばしの猶予が残されています。

しかし、北王国は、混乱した外交の末、アッシリアに滅ぼされるのです。

ヤコブの失敗は、自力で祝福を得ようと父を欺いたことでした。

しかし、ヤボク川の格闘で、ひたすら主にすがりつき、信仰を認められたのです。

 

主は民に、誠実と公正を求められます。

北王国では、一握りの権力者が、不当な搾取を繰り返し、経済的繁栄こそ正義だとうそぶいていました。

彼らを待つのは、虜囚の流浪の日々です。

ヤコブが北に逃れたように、イスラエルはアッシリアに連れ去られます。

イスラエルを堅く守り、厳しく裁かれるのは、モーセが、“もう一人の預言者”と呼んだメシア、この方です。

4. 主の愛をこし味わい知ろう

義なる神は、罪人と悪を罰せないでおられません。愛の神は、愚かな民を憐れみ、忍耐し、救い出されます。

この究極の答えが、子なる神、メシアによる、十字架の犠牲の罪の贖いでした。

ここに史上かつてない、真実の愛があるのです。

モーセもパウロも、永遠の滅びすら覚悟して民の罪の赦しを訴えました。

預言者たちも神の愛に絶ち、使命のために惜しまず命をささげました。

娶った姦淫の女を、ホセアは全身全霊で愛し、不貞を悲しみに嫉み、なお愛し、許して、闇から救い出しました。

聖徒たちが示した愛の大きさに、身も心も揺り動かされます。彼らは、その身をもって、主の愛を証ししました。

ちっぽけさを思い知らされる私にも、主はキリストの似姿への日々の変化を求めておられます。

自分にできることなどありません。きっちり打ち砕かれ、新たにされていきましょう。

ホセアが必死に伝えたのは、はかりしれない神の愛の大きさです。

途方もない神の愛に日々打ち砕かれて、神の愛を生きる者へと変えられていきましょう。

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